-Mayrhofen,Austria-
写真は、オーストリアチロル地方のマイヤーホーフェン村の山より。
滞在している村、フューゲンの近くにマイヤーホーフェンという村があり、ロープウェイが2か所あって、山歩きができそうだったので、行ってみることにしました。
マイヤーホーフェンはホテルやお土産屋、スポーツ用品店(スキーや登山用品)が立ち並ぶリゾート地。我が家が行ったのは7月下旬ですが、多くのハイカーでにぎわっていました。
村にはゴンドラリフト乗り場が2か所あって、一つがPenkenbahn(ペンケンバーン)、もう一つがAhornbahn(アホルンバーン)。チケット売り場のおばさんに聞くと、
「どちらも似ているけれど、アホルンバーンの方が小さい子連れにはいいかな。遊ぶところがあるよ。」とのことだったので、そちらに乗車します。(どちらのリフトも大人往復19.3€)
上の写真、チロル地方らしい建物の奥にあるゴンドラリフトへ。
だんだんと村が小さくなっていきます。こうやって見ると、緑が美しい村です。
山頂駅に到着。標高2000mほど。
雪が少し残るツィラーターラー・アルプス山々が目の前に見えます。
山頂駅からぐるっと一周、短いハイキングコースが整備されていて、小さな子供でも歩ける簡単な道。
ところどころにビューポイントがあったり、池があったり、建物があったりとピクニック気分で山に来れるような雰囲気になっていました。
さすが、山の国、オーストリア。お手軽に2000mまで上って山を楽しめるようになっています。
牛さんものんびりしています。
思ったよりハイキングコースが短かったので、チケット売り場でもらった地図を見て景色がよさそうなハイキングコースを歩いてみることに。
これがその入り口。
最初はこんな感じでなだらかなコースなので、サナもすいすい、レナも途中まで一緒に頑張って歩きます。
とりあえず、目標があった方が歩きやすいので、前方に見える小屋を目指します。低いところと高いところにそれぞれ小屋があります。高い方がおそらくEdelhutte(エーデルヒュッテ 2233m)。
サナ、先頭を切って歩いています。登りは身軽なせいか、親よりもスタスタ行くようになりました。この旅でずいぶん体力がついてきました。
昨年ネパールへ行った時、トレッキングをしたら、途中音をあげていたのですが・・・。
遠くに見えていた山々が近くになってきました。
目標にしていた小屋に到着。もう一つ上のエーデルヒュッテまではさらに登らないといけないので、我が家はここで終了。持参したサンドイッチでランチタイムとなりました。
下の村が小さく見えます。少し曇っているけど、景色はいい!
行きは曇っていたのですが、帰りはお天気になってきました。(実は、最初の写真も晴れているものは帰りに撮影したものです。。。)
この日の歩いた距離はスマホの記録によると8.7キロ。サナ、頑張りました!
ゴンドラリフトの山頂駅近くにある小さな池。子供連れの家族でにぎわっています。
ハイキングをして少々疲れたので、親は休憩。サナ&レナはここの池で行きも帰りも遊んでいました。
お目当ては・・・、おたまじゃくし!
池にはたくさん黒くて小さいおたまじゃくしが。おたまじゃくしなんて久々に見ました。
サナ&レナは本物を見るのはおそらく初めて!絵本とかには「かえるの赤ちゃん」みたいな感じでよく出てくるのですが、本物ってなかなか見れないもんです。
サナは「とるとる~~!」と言って、周りの子たちに交じって池に入っていました。
パパに手伝ってもらって捕獲成功。観察した後、また戻してあげたのでした。
マイヤーホーフェンの夏山、なかなかよかったです。地図を見ると他にも初級から上級コースまで色々ハイキングコースがあるようなので、ここを拠点に山歩きを楽しめそうです。
この後、天気が良い中下山したのですが、しばらくすると黒い雲がもくもくわいてきて、20分後くらいには雨が!山で濡れずにすんでよかった~。