-Postojna,Slovenia-
写真はスロヴェニアのポストイナ鍾乳洞にて。
スロヴェニアは鍾乳洞が有名と知り、首都のリュブリャナ滞在中に時間があったので行ってみることにしました。
リュブリャナ駅前のバスターミナルからポストイナ行きのバスが出ています。宿の主人が親切にもバスターミナルまで送ってくれ、「あと1分で出るよ!」という出発間際のバスチケットを購入し、いざ乗車。
1時間ほどでポストイナに到着します。
ツアーやマイカーで行くと、鍾乳洞のある駐車場までダイレクトで行けますが、公共バスで行くと、バス停から1キロ以上歩くことになります。
鍾乳洞の入り口のチケットセンターでチケットを購入。国内の人気観光地なのか、夏休みに入っていることもあり、結構混んでいます。
ガイド付きのツアーになっていて、時間指定制。
1時間後に集合と言われ、お昼ご飯を食べて、中に入ることにしました。
まず、上の写真のように洞窟内をトロッコに乗って、2キロほど進みます。(洞窟は27キロ!もあり、一部を観光用に開放されています。)
入り口に入ったときにすでに「涼しい!」というぐらいの気温変化があったのですが、結構スピードを出して進むトロッコに乗っていると、寒い!
持って行った上着を着こみます。(鍾乳洞内は年間を通して10度前後とのこと。)
このトロッコ列車、娘たちは大喜び。薄暗い中を疾走する列車は、さながら遊園地に来た感覚なのでしょうか。
細いトンネル状になった場所を予想以上のスピードで通ったりするので、大人でも結構楽しい!
列車が到着すると、同じ時間のツアーに参加している人たちと一緒に案内人のお姉さんについて、解説を聞きながら見学するという感じです。
歩いて見学するのは、1.8キロほど。
娘たちは、トロッコ列車の興奮冷めやらぬといった雰囲気で、今まで見たことのない鍾乳洞の世界に興味津々。
二人ともずんずん歩いていきます。探検隊になった気分でしょうか。
これは、スパゲッティと解説されていた(と思う。)、細い鍾乳石。
場所によっては広い所にでたり、トンネルのような場所があったり、色や形も様々。
全体的に茶色っぽい鍾乳石が多い中、上の場所は白っぽい鍾乳石が集まっているところ。
ガイドのお姉さんが「アイスクリームです」と教えてくれた石。
これが自然にできるんだから、すごいもんです。(一ミリの石が成長するのに10年から30年かかるんだとか!)
いつも、歩いていると「抱っこ~。」と言ってくるレナも、この日は歩くのが楽しかったのか、入り口から出口まで一人で1.8キロを完歩。
ヨーロッパ最大の大きさと言われるだけあって、かなりのスケールで、なかなか親子共々楽しめたのでした。
↓ 「ホライモリ」と呼ばれる両生類のマスコット。1年近く何も食べなくても暗闇の中で生き続けられるらしい。