‐Penang,Malaysia‐
世界一周の旅、最初の一カ国目、マレーシアより。
イポー、クアラルンプールと滞在の後は、ペナン島へやってきました。
ペナン島は夫婦共々初めての訪問地です。島に旅行に行くなら、海がきれいでないと・・・・ということで、ずっと後回しにされていたかわいそう?!な都市だったのですが、今回は将来の移住候補地としての下見も兼ねて訪れることになりました。
確かに、空港に降り立って宿までの道すがら、風景を見ていると「ここは熱海か???」みたいな、ちょっと昭和的リゾート感満載なのですが、よくよく探索していくと、非常に面白い街なのでした。
写真は世界遺産にも登録されたペナン島の街、ジョージタウンにあるプラナカン建築、ブルーマンションです。
ちょうど行ったら、11時のガイドツアーが始まるということで、中を見学です。
建物のオーナーは中国からマレーシアに渡ってきた人物で、ビジネスに成功し、奥さんが7~8人ほどいて、この豪華な豪邸を建てたのだとか。
子供には、建物の解説(しかも英語・・・。)なんてつまらないので、次第にちょろちょろし出したので、ガイドツアーを離れて、建物を見学することにしました。
タイルの柄(これはヨーロッパからだったかな)とか壁のブルーとかとても素敵で、中国&マレーシアの東洋と西洋がミックスされた感じが独特な雰囲気です。
上の写真は、ブルーマンションとはまた別の建物、ペナン・プラナカン・マンションより。
外観だけ見て帰ろうかと思ったら、入り口で、「ペナン観光といえばこのプラナカン・マンション。ブルーマンションよりすごいんだから!」と力説され、入場することに・・・。
確かに、ブルーマンションは一時期スラムのようになったらしく、それをまた復旧させたとのことで、調度品はあまりなかったのですが、こちらはこれでもか!というくらい豪華絢爛な調度品の数々が展示されています。まるで博物館のよう。
こちらの建物のオーナーは中国の広東省出身の人物で、ビジネスマン兼マフィアだったとか。そうか、裏も表も牛耳ってきた人物だからここまで贅沢なんだなぁと納得。
子供も広い迷路のような建物内を楽しくお散歩しています。
こちらのマンションの壁はミントグリーン。
台所の部屋。
次女はおままごと気分で、「まーぜまぜ~♪」と歌いながら遊んでいます。
そんなわけで、子連れでも意外と楽しめたプラナカン建築なのでした。
YOKO