-Iceland-
アイスランド8日目。
(前回の投稿「アイスランド8日目 ~アークレイリからレイキャビックへ 待望のブルーラグーン!」の続きです。)
次の日は、朝のフライトでアイスランドを出発するので、ケプラヴィーク国際空港の近くに民泊していて、この日が実質アイスランド最終日。
今回のアイスランド旅行の目的の一つとして「オーロラを見たい!」というのがあったのですが、残念なことにまだ薄っすらと白っぽいオーロラしか見ることができず・・・。
この日は、滞在中で一番のお天気だったので、「オーロラが見えるかも!」と期待大。
実はアイスランド、オーロラ鑑賞にとても適した国!
オーロラは、オーロラベルトというエリアで見ることができますが、アイスランドはその国全体がオーロラベルトに入っているのです。
というわけで、アイスランドでのオーロラ鑑賞の条件として、
場所:どこでもOKだけど、より暗い場所が望ましい。(レイキャビックのような明るいところでも、オーロラの光が強ければ鑑賞できるらしい。)
時期:9月から翌年4月中旬ごろまで。
天気:太陽が沈んで暗くなった後の晴れた空。
この条件さえそろって運が良ければ、見れるらしい。
時間は、暗ければ早い時間帯でも見れるとのこと。つまり、深夜に出かける必要もないらしい。
我が家が行った9月は寒いものの、夜は気温5度前後だったので、日本の冬の服装をすれば、凍えながら鑑賞しなくても済むのでラクです。
そして、観光案内所のおばさんにオーロラについて色々聞き込みをしていたら、教えてくれたのが、下のサイト。
オーロラ予報: http://en.vedur.is/weather/forecasts/aurora/
これで地図を見て、自分がいる場所の雲の様子を見ればOK。
白い部分が雲がなくクリアな空が広がっていることを意味するので、空が暗い時間帯に白色だったらオーロラが見える確率が高いらしい。
ちなみに、右横にオーロラ予報を数値(0から9まで)で表している欄があるのですが、この数値の高い低いはあんまり当てにならないとのこと。数値が高くても見れない日もあるし、LOWと出ていても見れることがあるみたい。
(ちなみに、我が家がオーロラを見た滞在最終日の数値は3でLOWにもかかわらず、きれいに見れた!)
そんなわけで、滞在していた家を21時過ぎごろ出発し、車を走らせてみることに。
場所は、ブルーラグーンへ行く途中に見つけた道路脇の駐車場。ブルーラグーンへ行く途中の道は何にもなく、あるのは溶岩のような岩だらけの大地。暗闇を期待できそうなのと、車を停めれるところがあったので鑑賞に適しているかなぁと・・・。
車を走らせている途中に、窓の外をのぞくと、すでにゆらゆらとうごめく光が!
雲一つない天気の良い夜だったので、前回に見たうっすらオーロラよりも規模が大きな光が空全体に広がっていました。
駐車場に車を停め、外で鑑賞開始。
しばらくすると、とても大きな緑色の光が、まるで生きているかのように、形を変えながら空をゆらゆら動き始めました!
思わず「出てきた~!」と夫婦二人で叫んでしまったほど(笑)。
ちなみに、家を出るときにすでに寝てしまっていたレナは車の中ですやすや。サナも車に乗ったら寝てしまって寝ぼけ眼・・・。
サナだけでも、見せてあげたいと、何とか起こして見せたのでした。
前回は薄っすらと白い光だけだったのが、今回はくっきりと緑の光がうごめく様子が肉眼で見えたので感動!
三脚は持っていなくて、手持ちで撮ったり、駐車場にあったベンチに少し固定して撮ったりなため、ブレてる写真なのですが、雰囲気は分かるかと・・・。
カーテンのような形になったり、虹のように半円になったり、空全体が薄っすら光ったりと時間とともに変化するオーロラショーが楽しめたのでした。
ちなみに、写真に写っているオレンジ色の光は街の明かり。街の明かりのないところだと、もっと鮮明にオーロラが見えるかなと思いますが、こんなに街に近くても見れるというのが、便利なところですね。
アイスランド最終日、オーロラが見れて心置きなく出国できそうなのでした。
オーロラ、絶景です!