-Carmona,Spain-

コルドバ滞在４日目、前日にコルドバ駅の近くでレンタカーを借りたので、ひまわり畑を見にドライブへ行くことに。

ひまわりがどこで見れるか宿のオーナー、カルメンさんに聞いてみると「分からないわ～。」とのこと。逆に、私たちがひまわりを見に行きたいのが不思議な様子。

確かに、観光用の花畑ではなく、ひまわり油のための作物畑なので、日本でいうところの「田んぼを見に行きたいんだけど、どこがいい？」と聞いているようなものなのでしょう。

ネットで調べたり聞いたりしたところ、コルドバからセビリアにかけての道路沿いとコルドバからマラガに向けての道路沿いがたくさん畑がありそうだったので、まずはコルドバ‐セビリア間にあるカルモナという村を目指すことにしました。

カルモナは石灰の白壁が美しい小さな村です。

上の写真は、カルモナにあるパラドール・デ・カルモナ。遺跡のようなゲートですが、14世紀のムーア様式の要塞を利用した宿泊施設なのです！ちょっと中を見学しましたが、眺望抜群でとても素敵なホテルでした。

コルドバからセビリア方面に車を走らせると、さっそくちらほらとひまわり畑が見えてきます。

私たちが行ったのは２０１６年６月６日。まだつぼみの畑もありましたが、ほぼ満開の畑も多く、ちょうど見ごろなようです。

カルモナの村は丘の上にあります。白い街並みに向けて車を走らせると、上の写真の見晴らしのいい場所に到着。

上から見ると、ひまわり畑がどこにあるかよく分かります。

カルモナで持参したサンドイッチをほおばっていると、パラドールに宿泊し、ひまわりを見に来たというマドリッド在住の日本人の方に遭遇。親切にひまわり畑について教えてもらいました。

教えてもらったルートをたどって、もう一度ひまわり畑のある下界へ。

思った以上に広大な敷地に咲いています！

到着したのが、お昼過ぎだったので、すこーし下を向いている花もありますが、きれいです。日本のひまわりより花が小さめです。

車から降りて、ひまわりの写真を撮ったりしていると、娘たちが小さいカタツムリみたいな貝を発見！しかもそこかしこにあります。花や岩にくっついて生きているものもあり。雨が降りそうな気配もないほど暑い（気温４０度ほど、スペイン滞在中は一滴も雨が降らず、快晴続き）のになぜ？？？

上の写真は、カルモナからコルドバに戻る途中に大きな畑を見つけたので、高速を降りて見に行った場所です。

終わりが見えないほど咲いていて、しかもすべて太陽に向かって同じ方向を向いているので圧倒されます。

アンダルシアのひまわり畑、思った以上のスケールの大きさで、期待を裏切らない絶景なのでした。