-Valparaiso,Chile-
大自然とモアイを堪能したイースター島をあとにし、再びチリ本土へ。
サンチアゴに戻ってきて、次に向かったのが、上の写真の場所、バルパライソ。
首都のサンチアゴからバスに揺られること2時間あまりで到着する、チリ最大の港町です。
実は、イースター島に滞在していた時に、バルパライソ近くの海岸を震源とする比較的大きな地震が発生し、「大丈夫かなぁ。」と心配しながらやって来たのでした。(大きな被害はなかったようです。)
そんな中、バルパライソのバスターミナルに到着し、予約していたアパートへ行こうと、ターミナル出口で車を待っていたら、地面がグラグラグラ。
木がワサワサっと揺れて、鳥がバーっと飛んでいき、露天や通行客で賑やかだった歩道から「地震だ!」みたいなスペイン語が飛び交い、皆一瞬、動きが止まったのでした。
前の地震の余震?なんでしょうか。外で立っていて感じるくらいなので、比較的大きな揺れでだったのですが、地元の人は地震に慣れっこなのか、「また揺れたね。」くらいで、何事もなかったかのよう。
ちなみに、この世界一周旅で地震を経験したのは、ペルーのリマ(とても小さい揺れ)とここバルパライソだけ。台風や大雨などの災害にも合わず、平穏に旅は続いています。
バルパライソという地名は、”天国の谷”という意味。
急な斜面に多数の建築物、家屋が立ち並ぶ街並みに特徴があり、その歴史ある港と街は世界遺産に登録されています。
港近くのほんのわずかな地域のみ平地で、あとは丘陵地帯!
階段や坂道が多いのです。
モアイと海以外これと言って何もなく、のんびりした大自然が広がる物価が高い島、イースター島からやって来ると、バルパライソは「とてつもなく都会な街!」。
到着した早々、「ずっと自炊で節制してきたから、なにか美味しいもの食べたいよね~。」と調べてみると、滞在先のアパートの近くによさそうなレストランがあったので、ランチに行ってみることに。
そうすると、子供連れということで、前菜にサービスしてくれたのが、上の写真のプレート!
娘たちも、「お顔だね~。」と大喜び。
ヨーロッパやアジアに比べ、南米は料理については知られていないことが多いですが、チリは割とレストランのレベルが高いと思います。
特に、日本人の好きな魚介類もチリではよく食べられるので、それも嬉しいところ。
久々の外食、美味しかった!
他にも、街を歩いていると、イースター島にはないお洒落な店も多く、「あー、久々に都会に来たねぇ。」と、それはそれで心躍るのでした。
(ずっと都会にいると、「やっぱり大自然に行きたいなぁ~。」となるんですが…。)
お店の中に入ってみると…、キャンディーのディスプレイが可愛い!
同じく、キャンディー屋さんにて。
子供達にとっても、先ほどのキャンディー屋さんしかり、都会は誘惑だらけ。
街歩き中に見つけた公園で遊んでいたら、公園の一角にミニ遊園地を発見!
早速、「あれに乗りたい!!!!」
値段を聞くと、1回50円くらい。(安い!)
安いから、「1人3回、好きなのに乗っていいよ。」ということで、久々に遊園地で遊びました~。
下の写真は、公園内で貸し出しをしていた面白い形をした3輪車や自転車。
こちらも、大満足の娘たちなのでした。
次回は、カラフルでアートなバルパライソの街並みより。