-Murano,Italy-
ヴェネツィアでの島めぐり第2弾はムラーノ島。(第1弾の「ヴェネツィアから船で行く カラフルタウン! イタリア・ブラーノ島」の続きです。)
我が家は本島→ブラーノ島→ムラーノ島という順番で水上バスを乗り継ぎ島めぐりをしました。
ムラーノ島は昔、ヴェネツィアの貴族や金持ちが都会の忙しさから逃れて静かに過ごす場所というところだったようで、こじんまりとしたこの島は私たちにとってもヴェネツィアの観光客の多さから逃れて、ちょっと一息できた島でした。
街の風景も「ミニ・ヴェネツィア本島」といった感じでアットホームな雰囲気です。
特徴といえば、ヴェネツィアガラスで有名なこと。上の写真もムラーノ島で作られたヴェネツィアガラスのお土産品です。カラフルな色でとても可愛い!
13世紀から職人によって作られたガラス製品は、ヴェネツィアの東方貿易の貴重な品となり、ヴェネツィア共和国にかなりの富をもたらしたとか。
現在、同じアドリア海を南下した国、モンテネグロに滞在しているところですが、昨日、コトルという街の旧市街を歩いていたら、「ムラーノガラス ハンドメイド」なる看板を掲げているガラスショップを2軒も発見!
なんだか海を越えて繋がりを感じ、「ムラーノ行ったなぁ。」と少し感慨深くなったのでした。
街はこんな感じで、最初に行ったカラフルでポップなブラーノ島とは打って変わってこちらはクラッシックな感じ。
右下の青シャツを着ているお兄さんは車がないヴェネツィア内で活躍している荷物運びの人。重たい荷物や物資を船に積み下ろしして運んでいる光景をよく見かけました。街に車がないことは観光をしている歩行者にとってはこの上なくいいのですが、生活するには何かと大変そうです。
現に、我が家もベビーカーを街で使用するのがとても大変でした。(特に階段が多く、凸凹石畳の本島は・・・。)
現地に住んでいる人達は買い物も大変そうで、宿には「ヴェネツィア流にショッピングで使ってね。」とショッピングキャリーが置いてありました。よく街を見ると、おばさんもおじさんもよくこのキャリーを手に買い物をしていました。
古き良き街は美しいですが、そこに生活するのはそれなりの苦労もありそうです。
ヨーロッパに来ると、出窓に飾っている花のきれいなこと!ホントみんなこんもりときれいに咲かせていて感心。
下は、面白い窓を発見したので写真をパチリ。
え、サボテンが鉄格子を越えてにょきにょきしてる!しかも、めずらしく赤と黄色の花が咲いている!
**********
リアルタイムの現在地は、モンテネグロのスヴェティ・ステファンの近くの小さな村。
部屋のバルコニーから海と夕日がきれいに見えます。