-Venice,Italy-
前回の「アドリア海の水の都へ イタリア・ヴェネツィア1」の続きです。
ヴェネツィアの本島は車が走っていません。なので、島内の移動は、徒歩か運河を行く船。
ヴァボレットと呼ばれる水上バスが市民と観光客の足になっています。
細い入り組んだ路地と階段が多く、石畳のため、長時間歩くのは結構大変で小さな子連れ泣かせの街。その分雰囲気はあるんですけどね・・・。
そこで、朝早く起きて人の少ない時間帯を散歩したのちに、水上バスに乗って島の外周と逆Sの字になっている内側の運河を遊覧することにしてみました。
前日に24時間券(24時間乗り放題)を購入してムラーノ&ブラーノ島を観光したので、その残りを翌日の早朝に使っての観光です。
(日付で期限が切れてしまう一日券でないところがいいとこなんです!)
上の写真は、手漕ぎのゴンドラ。
徒歩で街歩きしていると見えないところが見えるのが水上バスのいいところ。島内の内側の運河を走る水上バスは建物も雰囲気も華やかな感じ、外側をくるっと回る路線は市民も多く乗っているまさに交通機関としての”バス”といった感じでしょうか。
2つの側面を楽しめてなかなか面白いです。
上の写真のようにモーターボートもたくさん走っています。決まった路線を走るものとメーター制のタクシーのようなものがあるらしい。
島の外回りをぐるっと回ってサンマルコ広場に近づいてきました。
奥に見えるのが有名なリアルト橋。
運河から見る街はなんだかテーマパークのよう。そういえば、カタールのドーハで行ったショッピングセンター(ショッピングセンターの記事はこちらから・・・。)がヴェネツィア風の内装を施していました。(あ、お台場のヴィーナスフォートも!)
模して造られるくらいの街ということですね。
運河と水上を行く船、中世を思わせる建物、なかなか他にはない魅力的なところなのでした。
(人が多すぎるのが難点・・・。)