-Wien,Austria-
写真はオーストリアの首都、ウィーンにて。
重厚な建物がこれでもか!というくらい立ち並ぶ街の中心部。
1か月ほど東欧を旅してから、ウィーンにやってくと、華やかで、「ザ・ヨーロッパ」的な雰囲気を感じます。
そんな街を歩いていたら、モーツァルトのような恰好をした人に声をかけられたのでした。
「ウィーンでコンサートはいかが?」
その男性は、まさに上の写真の一番右のアヒルみたいな恰好。赤いジャケットにフリフリのシャツ、そしてクリクリカールの白いカツラ!
「なんでこんな頭なの?」とモーツアルトを知らないレナは不思議な様子(笑)。
どうやら、観光客向けのカジュアルなクラッシックコンサートを有名な音楽ホールで聴けますよ~という客引きのようで、ザルツブルグの音楽祭の時に近くに滞在していて、「機会あらばコンサートに行ってみたいね~」と言っていたので一応話を聞いておくことに。
彼によると、ウィーンと言えば、
1 シュニッツェル
2 カフェ(ザッハトルテ)
3 モーツァルト
らしい。(ラミネート加工されたそれぞれの大判写真を一枚づつ見せられてプレゼンされた。)
で、せっかく音楽の都と呼ばれるウィーンに来たんだから、コンサートはいかが??という誘い。
実は、プレゼンされた1と2はすでに我が家の「ウィーンと言えば・・・、」リストに入っていたので、男性のプレゼンには夫婦共々かなり納得させらたのでした。(笑)
ここは、「考えておきます~。」という返事で一旦保留。
最初に目指したのが、シュニッツェルのお店。
シュニッツェルとは豚肉を薄くのばして揚げてあるカツレツ。レモンをしぼって食べますが、衣もかなり薄いので、日本のとんかつほどこってりはしておらず、大きくても割と食べれます。(それでも、子供と一緒に食べてちょうどいいくらい!)
近隣諸国でもいろんなシュニッツェル(チーズが入っていたり、生ハムが入っていたり・・・。)を見かけて食べていましたが、本場の揚げたては本当に美味しい!
さらに、ウィーンと言えば、ザッハトルテ!
昔々、「バックパッカーパラダイス」という世界一周旅行をする夫婦の本の中で、このザッハトルテを知って以来、ずっと「いつかは食べてみたいなぁ。」と憧れ?!ていたケーキ。
貧乏旅行中の夫婦が、「ウィーンに来たからには・・・。」と奮発して高級ホテル、ホテルザッハーのカフェに入り、ケーキを食べるというのを面白おかしく紹介しているのを今でも思い出します。
日本のケーキに比べたら2倍くらい甘い!のですが、横に添えられている甘くないホイップクリームと一緒に食べるとちょうどいい感じで、念願叶ったという思いもあって、美味しくいただきました!
ウィーンは食べ物ばかりでなく・・・、街も素敵なところです。
写真は街の中心に建っているシュテファン寺院。
屋根にはタイルで紋章が描かれていたり、高い塔が立っていたりと、かなり荘厳です。
歴史ある建物のなかに、こういったデザイン性の高いビルがあったりもします。
歩行者天国になっているゾーンは観光客や買い物客で非常に賑やか。
サナとレナも「お城みたいね~。写真撮って~。」と珍しくポーズ。
抱き合って手をつなぐ、お姫様ポーズらしい(笑)。
そして、街にはあちこちに馬車も走っていて、乗らずとも馬見学で娘たちは楽しんでいたのでした。
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リアルタイムの現在地はハワイ島。
じいじ、ばあばが滞在先の家に遊びに来たので、久々の再会にサナ&レナ大興奮。持ってきてくれた新しい絵本やおもちゃ、日本の食べ物にも大感激なのでした。