-Wien,Austria-
前回に引き続き、オーストリアの首都、ウィーンにて。
写真は、ウィーン・フィルの本拠地、楽友協会の”黄金のホール”。
街歩きをしていたら、モーツァルトの恰好をした男性に、楽友協会で開かれるクラッシックコンサートの勧誘を受け、前々から興味はあったので、「どうしたものか・・・。」と悩んでいたのですが、このホールの写真を見せられると「行くか!」となり、チケットを購入。
子連れではなかなか行けないだろうなぁと諦めていたのですが、「カジュアルな観光客向けのコンサートだから子供連れでも大丈夫、ドレスコードもないですよ!」と言われたのでした。
しかも、席が必要なければ、子供は無料!(だった気がする・・・。)
音は変わらないよということで、一番安い後ろの方の席を予約。(大人2人で1万円ちょっと)
コンサートは夜開始。
滞在しているアパートで昼寝をし、早めの夕食を済ませ、子供の機嫌が悪くならないように準備!
初子連れコンサートに親子共々少しドキドキ。
娘たちも楽友協会に着いて、ゴージャスな建物を目の当たりにし、「いつもと違うところにやって来た!」少しウキウキしています。
写真は正面入り口を入ってすぐの広間の天井。国会議事堂も手掛けた有名な建築家が設計した建物だそう。
今日は、この建物の中でも、音響がすばらしいといわれる黄金のホールにてコンサート。(トップ写真がその黄金のホール)。
毎年世界中に中継されるウィーン・フィル管弦楽団のニューイヤー・コンサートもここで行われます。
我が家が行ったコンサートはウィーン・モーツァルト・オーケストラのもので、プログラムはどちらかというと観光客向け、聞いたら「あ、この曲知っている」という有名な曲がほとんど。とても聞きやすいです。
子連れでクラッシック。なかなか緊張しましたが・・・、
おしゃべり好きなサナは演奏中黙っていないといけないので、音楽は好きなはずだけど、どちらかというと「つまらない」といった様子。途中、じっと座っているのが苦痛な感じ。(笑)
レナは、演奏している人をじっと見ながら聞き入っていました。休憩前と最後に演奏してくれた「ラデツキー行進曲」では、演奏に合わせて観客が手拍子をするというパフォーマンスがあったのですが、うれしそうに手をパチパチやっていました。
ラストの「美しく青きドナウ」は「ウィーンで音楽聞いてよかった!」と思わせるものでした。
騒ぎ出さないかハラハラしましたが、まあまあ大丈夫だったので、よかったよかった。
大人の楽しみはコンサートだったのですが、実はその前に子供のためのお出かけも!
写真はシェーンブルン宮殿の庭園。世界遺産に登録されている宮殿で、ウィーンでは最も観光客が訪れるスポット。
とてもきれいに整備されていて、花もきれい!
で、我が家が向かったのは、有名な宮殿ではなく・・・、同じ敷地内にある動物園!
(宮殿見学もしたかったけど、子供達にはつまらないかなぁと思い、今回はパス・・・。)
なんでもこの動物園、マリア・テレジアの夫が1752年に創立した現存する動物園では世界最古の動物園!
由緒ある動物園なんですね。
動物園はそんなに広くないのですが、ヨーロッパのベスト動物園賞にも輝いたことがあるだけあって、コアラ、パンダ、ゾウ、ライオン、トラ、フラミンゴ、ペンギンなどなど一応有名な動物たちがいます。
上の写真は、モニターに映し出されたパンダの映像があまりにも可愛かったので、パチリ。
最近赤ちゃんが生まれたのか、お母さんが抱っこしている!癒される姿です。
この動物園は古いだけあって、併設されているカフェも上の写真のような感じ。
皇帝夫妻が朝食をここで取りながら動物を眺めていたんだとか。
途中、何回も雨に降られたのですが、娘たちも久々の動物園(レナは自分で歩けるようになってから行ったのは初めてかも・・・。)に満足げでした。