-England-
読んでいた本に、こういうことが書いていた。
「この世の天国とは?」というジョークでは、
「コックはフランス人、警官はイギリス人、技師はドイツ人、銀行家はスイス人、恋人はイタリア人、奥さんは日本人」というのがあるが、その反対に、
この世の地獄とは、「コックはイギリス人、警官はドイツ人、技師はフランス人、銀行家はイタリア人、恋人はスイス人、奥さんはアメリカ人」なのだそうだ。
うん、うん、なんか納得。
また、「世界の三大失敗料理」というジョークでは、3位が「スパイスを入れ忘れたインドのカレー」、2位が「わさびを入れ忘れた日本の寿司」、そして第1位がそのまま「イギリス料理」とのこと(笑)。
こんな感じで、色々と揶揄されっぱなしのイギリス料理。
フランス料理やイタリア料理、スペイン料理など、同じくヨーロッパの隣国では世界的に有名で美味しい料理が色々あるけど、イギリス料理と言われてパッと答えれる料理は・・・、正直言ってない。
昔、イギリスのブライトンで1か月だけホームステイしていた時も、ステイ先のおばあちゃんが作ってくれた夕食は、
・肉(焼いてるというより煮てある)
・フライドポテト、マッシュポテト、ベイクドポテトなど形を変えて出てくるジャガイモ
・グリーンピース、カリフラワー、にんじんなど「これでもか!」と茹でに茹でた野菜
だいたいこんな感じ。
ま、不味くはないんだけど、美味しくもない(ごめんなさい)。味付けは塩、コショウ中心。
そんなわけで、あまり期待してなかったイギリス料理。
しかし!
久々に行ったイギリスでの外食は、意外にも当たりが多かった。
上の写真はバイブリーのトラウトファームに併設されたカフェで食べた昼食。マスがいろんな形&調理方法で提供されてたプレートランチで美味しかった!
こちらは、イギリス料理で一番の有名料理、フィッシュ&チップス。
フライドポテト好きの娘たちも大満足。魚だけでなく、付け合わせのグリーンピースもこぞって食べる始末。(子供ってグリーンピースあんまり好きじゃないと思うんだけど・・・。)
滞在していたロンドンのアクトンという街にて。
雰囲気の良いローカルパブがあって、お昼からビールを飲んでいるおじいちゃんとかいて、地元のたまり場になっている様子。
お酒だけでなく、食事もできます。
そのパブの店内。古き良きイギリスって感じのところ。
こういうところは、ロンドン中心部のレストランよりお酒も食事も幾分か安い。
コッツウォルズの田舎街のレストラン&パブだとさらに安い。(行った時期がちょうど1ポンド=130円ちょっとの時で、それも助かりました~。)
イギリスでは自炊もしたのですが、ポンド安も手伝って野菜、肉、乳製品などすべてにおいて食材が思いのほか安かった!(イギリスってすべて物価が高い、高いと思っていたので。)上の写真は、イギリス人が大好きなジャガイモ売り場。
日本でいう米袋のようにジャガイモが売ってました。これ、芽が出る前に食べきれるのかな・・・。我が家だったら無理(笑)。
そして、イギリスと言えば、紅茶とアフタヌーンティー。
元イギリスの植民地だった香港に住んでいたときは、アフタヌーンティーへたまに行くのが楽しみだったのですが、本場で是非行ってみたかった。
で、色々調べて、予約を取ろうとしても、子連れが難しかったり、直前だったので予約が一杯だったり、とんでもなく高かったりとなかなか苦戦。
結局、街歩きをしていて、「アフタヌーンティー」と看板が出ていたところに適当に入ってみてオーダー。
見た目は至って普通の感じだったけど、全員、スコーンが美味しい!と一致、紅茶との取り合わせがなかなかGOODなのでした。
我が家の私的感想では、料理に関していえば、オランダ<<<イギリスって感じです。
我が家に対しては、汚名挽回でしょうか・・・。