新しい発見! オーストリア料理

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-Austria-

今回は、オーストリアの料理と旅行中の自炊事情について。

オーストリアへ行くまで、「オーストリア料理」についてまったくの知識なし・・・。世界各国の料理を食べることができる日本でもオーストリア料理屋って聞いたことがない。(あるのかもしれないけど・・・。)

唯一オーストリア料理(スイーツ)として知っていたのが、ザッハトルテ。

これは、ずいぶん昔、バックパッカーをやっていた人ならおそらく誰でも知っている、さいとう夫婦著「バックパッカーパラダイス」という本にて、世界一周中の夫婦が「バックパッカーをやっているけど、ウィーンの一流ホテル、ザッハホテルで本場のザッハトルテを食べる」という面白可笑しく書いたくだりを読んで以来、「いつかあのチョコケーキが食べたい!」とずっと思っているからなのでした。

実際、オーストリアへ行ってみると、周辺各国の特色を取り込んだ伝統料理が数多くあり、美味しいものがたくさん!

新しい発見あり、おなじみのものもありとバラエティ豊かでした。

・肉料理が多い。特に有名なのが日本のとんかつに似たヴィーナーシュニッツェル。(上の写真の一番下)

行進曲で有名なラデツキー将軍がミラノから持ち帰ったらしい。そういえば、イタリアで「ミラノ風カツレツ」ってあったなぁ。

・ドイツに近いせいか、プレッツェルのパンもよく見かけます。

・写真一番上の左、団子のような料理はパンをつぶしてこねた「クネーデル」というチロル地方の郷土料理。中にチーズや玉ねぎ、ひき肉などが入っていて、もちもち触感が癖になる味。

 

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上の写真はチロル地方の村で食べた料理。

見たことも食べたこともない料理だったのですが、オーストリア風餃子といった感じ。

中にほうれん草やマッシュポテトが入っていて、チーズ&バターがたっぷりかかっています。いかにも酪農が盛んな山の料理!

こんな感じで、どれをオーダーしてもあまりハズレがなく、美味しいのですが、いかんせん、先進国なだけあって、外食は高いです。

今まで行ったヨーロッパの外食費では、主観ですが、フランス>オーストリア>イタリア>スペインの順でしょうか。クロアチアなどの旧ユーゴスラビアの国、東欧はこれに比べると安いです。

なので、せっせと自炊もしてました。

スーパーは食材豊富ですが、山国だけあって日本と同じような魚の入手は難しく、肉料理中心になってしまいます。豚肉は日本より安いですが、鶏肉は意外にも高い。

乳製品も安いです。大きいスーパーに行くと、醤油があって、思わず購入。

フルーツはフランスやイタリア、スペインの方が種類が豊富で安かった気がします。

そして、アルプスの麓だけあって、水道水はほとんどがアルプスの湧水。なので、日本と同じように普通に飲むことができます。

 

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オーストリアはワインもビールもなかなか美味しい。

特に、スーパーに行くとビールの種類が豊富で、レモンやオレンジなどのフルーツ味のビールもたくさん。

そして、オーストリアといえば、カフェ。ウィーンが有名ですが、チロルの小さな街にも下の写真のような素敵な建物のカフェがあって、ドライブの途中に立ち寄るのにちょうどいいのでした。

 

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リアルタイムの現在地は、アイスランドのアークレイリ。

入国以来、ずっと天気が優れなかったのですが、昨日は久々の晴れ。現在の気温は9度。アイスランド北部はきれいに草紅葉しています。夜はうっすらオーロラも見えました!

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