-Algonquin Provincial Park, Canada-
日本人がカナダへ紅葉を見に行く時、一番の場所といえば、おそらくローレンシャン高原のモントランブラン。
しかし、色々見ていると、カナダ人にとっての紅葉の名所といえば、オンタリオ州にあるアルゴンキン州立公園が有名らしい。
ここも、ローレンシャント同じく、比較的早く紅葉が始まるスポット。例年だと9月下旬ごろが見頃らしい。
我が家は、先にローレンシャンへ行ったのと、天気の都合もあって、アルゴンキンへ行ったのは10月14日。
ちょっと遅めの訪問で、紅葉ピークは過ぎていて落葉が多かったのですが、それでも彩とりどりの景色を楽しむことができました!
とても広大な公園なのですが、車でアクセスできる道路は限られています。
我が家はオタワ方面から60号を通って、東門からアクセスしました。
ゲートを過ぎると、すぐの所に観光案内所があり、マップをもらったり紅葉状況、トレイルの情報を聞いたりできます。
ここで、入園料を払います。
そうしたら!
なんと、旅行前にフィリピンのセブ島へ行って親子短期留学をしていた時に同じ学校だったお友達に遭遇!
サナ&レナと一緒によく遊んでくれてたお姉さんで、娘二人とも大好きなお姉さん。
実は、彼女はセブでの留学後、カナダのバンクーバーにワーキングホリデーにやってきていて、たまたま、バンクーバーからこちらのカナダ東部地方を女友達と旅行に来ていたのです。
この旅行のことを知っていて、数日後にトロントで会う予定だったのですが、期せずして、その前に偶然の再会!
これには親もビックリ、サナ&レナは大興奮で、お姉さんとそのお友達の周りをクルクル回りながらはしゃいでいたのでした。
さて、興奮冷めやらぬ中、ビジターセンターをあとにして、公園内ドライブを開始。
湖の後ろ、きれいに紅葉しています!生憎の曇り空で、寒い。
この湖のほとりで持ってきてたサンドイッチを食べ始めたのですが、寒すぎて、娘たちは「車へ行く~~!!」となりました。
ビジターセンターで聞いた、「子供でも歩けて、紅葉&展望がよい」というトレイルを歩くことに。
最初は、Look out トレイルをハイキング。
結構なだらかなハイキングコースで簡単に歩けます。
黄色い葉っぱの樹々に囲まれて、散策。素敵な森です。
展望台に到着。
ここの展望はすごかった!
緑、黄緑、黄色、オレンジ、赤と手前の森も奥の山もすべて彩り豊かな紅葉!まるで絵画の世界のようでした。
スケールの大きさに圧倒されます。
実は、このトレイルを歩いている途中に、カナダを3週間の予定で旅行中の日本人夫妻の方にお会いし、色々話す機会がありました。
ご夫妻も我が家と同じく、レンタカー&自炊をしながら色々海外旅行をしているとのこと。
そして、もうすぐ帰国がせまっているということで、余った日本食の食材を帰りに分けてくださったのでした。とてもありがたい!
中には日本のお菓子もあって、サナ&レナ、この日、2回目の大興奮。
「この公園はいっぱい、いいことがあるねぇ~。」とサナ(笑)。
次に、展望台がある別のトレイルをハイキング。
こちらは、先ほどの森とは変わって、緑の葉っぱも多い森。
前日に雨が降り、この日も朝は小雨がぱらついていたせいか、森の中はしっとり。
こんな感じで、落ち葉を拾って遊びながら歩いています。
実感では、紅葉のピークを過ぎて落葉が多くなってきた感じがありましたが、まだまだ見ごたえあり!
落ち葉のじゅうたんもまたきれいなものです。
アルゴンキンの公式サイトhttp://www.algonquinpark.on.ca/で、”Algonquin Park Fall Colour Report”というページがあり、紅葉の具合を詳しく掲載しています。出かけるときの参考になります!
我が家はドライブ&ハイキングで日帰りで楽しみましたが、キャンプをしたりカヌーを楽しんだりと色々な楽しみ方があるようです。
トレイルも長短色々あるので、時間があれば、色々トライできそうでした。