-Cozumel,Mexico-
クルーズ5日目。
この日の寄港地は、メキシコのコスメル島。
子供達は初めてのメキシコ入国ですが、ママは3回目、パパにいたっては、前の仕事での出張先としてメキシコへよく行っていたので、残念ながら新鮮感はなし。(どちらかというと、クルーズの寄港地でメキシコに寄らないものを探していたほど。)
それでも、コスメルは初めてで、しかも、この日はたまたま死者の日というメキシコでの祝祭日。
お祭り的なものがみれるかなぁと少し期待して、上陸。
船から港へ出てみると、ジャマイカやケイマンに比べて都会的。
さすが、メキシコ。
港にいる客引きのおじさんから情報を仕入れようと目論んでいたのですが、そんな人はおらず(笑)。
クルーズ以外の観光客も多そうなので、そこまでクルーズ客を狙い撃ちしていないよう。
そして、いろんな人に話を聞いてみると・・・、死者の日のお祭りは本土(特にオアハカ)で華やかに祝われているようですが、このコスメルではそんなに派手に催しが行われるわけではないらしい。
”死者の日”とは家族や友人達が集い、故人への思いを馳せて語り合うという日本のお盆に近い行事。
路上でレンタカー貸し出しの営業をしていたおじさんから、「お墓と島の中央にある村へ行ってみたら見れるかもしれない。」とのことだったので、行ってみることに。
本日のレンタカー!
前出のおじさんから借り出し。
いつもは安いコンパクトカーを借りるのですが、今回はこの赤のジープ。
ボロボロの中古車なので、普通のレンタカーショップで借りるよりは安い。コスメルではこのタイプのレンタカーがとても多い。
(最後の方になって、バックギアが入らなくなったほど…。近くにいるお兄さんたちに押してもらった。あとは、返却まで前に進むのみ(笑))
娘たちはオープンカーが遊園地の乗り物のようで楽しいらしく、終始ご機嫌。
おじさんに教えてもらったお墓へ行ってみるも、特に何かやっているわけではなし。
それにしても、ここのお墓ってお家みたいで可愛らしい。
もう一つ教えてもらった、セドラルという村へ。
小さな遺跡、教会などがあるちょっとしたコスメルでの観光地。
メキシコだなぁと思わせるカラフルな建物や装飾。
この村を歩いていたら可愛らしいピンクのお家を発見!
ピンクが大好きなレナが、「ママ、ピンクだよ~~!!」と駆け寄ったので、写真を撮らせてもらうことに。
そうしたら、家を管理されているおじさんが、「よかったら、中も見て行ってね。」と言ってくれたので、見学。
おじさんのおばあさんの時代の家らしい。
ピンク色の壁に植物や花で作った鳥の飾り。可愛い!これも死者の日の飾り??
お家の中の様子。
おばあさんの遺影が飾られた祭壇があったり、骸骨が飾られていたり。
日本の仏壇と違って、カラフルで明るい雰囲気が漂っているのがなんともメキシコらしい。
サナもレナも最初は骸骨を怖がっていましたが、可愛い服を着ている骸骨たちに次第と興味津々に。
おじさんは、「ここから写真を撮るといいのが撮れるよ~。」と教えてくれたりととても親切なのでした。
少しは死者の日の行事を垣間見れたので、目的達成!
海沿いで、メキシコらしいランチ。コスメルのタコスは海の島らしく魚のタコス。
レンタカーで島をくるりと一周。(といっても、北側は大きい道路がないので、半周に近い。)
写真は島の東側の海岸。こちら側はとても波が高いので、泳げる感じではなさそう。
南国の島らしいお土産屋さん。
色、形は違えど、骸骨だらけ!
骸骨のほかに、メキシコ土産といえば、テキーラ。
たまたま入った、テキーラのお店にて。色が違うのは味も違うのか??
最後、レンタカーを返却して街の広場にいってみると、ここで骸骨の装飾がたくさん飾ってありました。
なんだ、朝に色々「どこで死者の日的なイベントを見れるか??」と聞き込みしていたけど、街の広場に飾ってあったとは・・・。
この日は、骸骨づくしの一日となったのでした。
【表題の、カード詐欺について。】
実は、レンタカー返却の時にガソリンスタンドに寄って、ガソリンを入れてもらい、支払いの段階になった時、クレジットカード払いにすることに。(メキシコペソに両替しておらず、現金は持っていなかった。)
目の前で店員がカードリーダーにカードを読み込ませ、暗証番号も入力するも、「エラーがでて支払いができなかった。」とのこと。「現金で払ってくれ。USドルでもOK。」と。
仕方がないので、ドルで支払い。
「島内を少しドライブしただけなのに、ガソリン代高いなぁ。」と思っていたら、レンタカー屋のおじさんに、「島のガソリン代は高いけど、それは少し高いね。」と言われる。
もともと、ガソリン満タンじゃなかったんじゃない??と仕方ないかと思って、この日は終了。
後日、ネットでカード利用明細を見ていると、メキシコペソで見覚えのない支払いが2件。
明細に記載されていた店名を検索すると、どうやらあの時のガソリンスタンドらしい。
え、カード使えないからということで現金払いしたはずなのに・・・。
しかも、ネットには「カード詐欺にあった。」という観光客と思わしき被害者の書き込みサイト(英語)を発見。
ははーん、あの悪質ガソリンスタンド、不慣れなレンタカー観光客を狙ってカード詐欺を働いているらしい。
で、カード会社に連絡したら、調査しますとのこと。
その後、被害額全額返金がありました。
数千円でしたけど・・・。
はじめてのクレジットカード被害。気をつけねば・・・。
そんなわけで、色々あったメキシコ。死者の日とドライブを一応楽しんだのでした。