富士山のような山、オソルノ山とバラの街  チリ・プエルトバラス3

-Puerto Varas,Chile-

日本の富士山のような山、オソルノ山。

パッと写真を見ると「ここは日本?」と思えるような山と湖の雰囲気ですが、場所はチリ、プエルト・バラスという街。

「バラと火山の街」とたたえられているとおり、山の姿はとても美しく、街歩きをするとそこら中にバラが咲いていて感じのいい街です。

チリでは、リゾート地として知られていて、訪れた2月はちょうど現地では夏シーズンということもあって、観光客がたくさん。宿を予約しようとペルーで探していたのですが、かなり探すのに苦労したほど。(そのせいか、前回投稿した宿泊先の家も1泊約1万円と高め…。)

 

 

沿道のバラ。

 

 

こちらは、家の庭先のバラ。

街は19世紀の中頃にドイツからの移民たちによってつくられたそう。

 

 

インフォメーションのお兄さんに「展望スポットがある。」と教えてもらって、地図を頼りに行ってみることに。

入り口から階段を上ると、高台に出て、上の景色。

プエルト・バラスの街、ジャンキウエ湖、そしてオソルノ山。

 

 

今度は、湖の近くまで行ってみました。

夏といっても、さすがに南米大陸の南の方の街。長袖で十分。風があり寒い日はフリースやダウンジャケットを羽織っていたほど。

なのに…、

 

 

湖では湖水浴を楽しんでいます!

当然、我が家は涼しすぎて無理でしたが…。

 

 

実は、このプエルト・バラスではちょっとした問題が発生したのです。

ここから、世界遺産に登録されている古い木造教会が点在する島、チロエ島へ1DAYツアーで観光しようと前日に旅行会社で申し込んだのですが、次の朝、ピックアップの時間になっても車が現れず。

せっかく早起きしてスタンバイしていたのに、1時間待っても来ないので、「なんで??」と半ばイライラ怒りながら、申込をした街中の旅行会社へ行くも朝早くて空いておらず。

インフォメーションは空いていたので、「ツアーを申し込んだのに、来ないんだけど、どういうことですかね?」と申込のバウチャーを見せてみると、「旅行会社の住所がプエルト・モンになっていて、この街じゃないね。」と言われる。

「もしかして騙されたの??」と言ったら、「電話をかけてあげよう。」と親切にも電話をかけてもらえることに。

(実は、待っている時から電話を掛けるも、つながらなかったり、分からないスペイン語でペラペラしゃべった後切られたりだったのです。)

そうすると、「実は、チロエ島のツアーは今日はやっていないのに、店番をしていたスタッフが間違って予約を取ってしまった。本当に申し訳ない。明日ならやっているけど、変更するか?」と言われたのです。

「えー!!! そうなの!!!」

ちょっと、というか、かなり、がっくりなのでした。次の日はプエルトバラスを離れるので、行けないのです。

その後、旅行会社が開く時間まで時間をつぶし、空いてから返金手続き。旅行会社のオーナーはかなり私たちに謝っていましたが…。

「代わりに、オソルノ山の麓の湖をめぐる半日ツアーがこれからあるから、安い料金でどう?」と言われて、「ま、せっかくだから。」と参加したものの、こちらは、雲に邪魔されて、山があんまり見えず…。(下の写真がオソルノ山。山頂が雲隠れ。)

トドス・ロス・サントス湖(上の写真)など、風光明媚でしたが、チロエ島へは行けず、なんとも苦い思い出が残る一日となったのでした。

そんなわけで、次回は、国境を越えて、アルゼンチンのバリローチェへ。

 

 

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