-Cordoba,Spain-
写真はスペインのアンダルシア地方第3の都市、コルドバより。
711年にイスラム勢力によって征服され、後ウマイヤ朝の都が置かれ、ムスリム文化の一大都市として繁栄した街です。キリスト教徒が街を奪回するまでの500年ほどの長い間、イスラムに支配されていたことから、建物や売られているお土産雑貨など、どことなくイスラムの雰囲気が漂っています。
711年に都が置かれたということは、日本だとちょうど奈良の平城京ができた年とほぼ一緒!(ナント”710年”立派な平城京)
奈良出身の私としては少しつながりを感じるところです。
コルドバの歴史地区は世界遺産にも登録されている素敵な街。ユダヤ人街を歩いてみます。
手入れされた古い建物と壁や出窓に飾られた花がとてもきれいです。
地図を見ると、”花の小道”と呼ばれる通りもあり、細い路地の探索が楽しいトコロです。
きれいに手入れされた花が飾られたレストラン。
こういうトコロがそこかしこにあるので、立ち止まって写真を撮ってしまいます。
家へと続く扉。
アンダルシア地方は夏とても暑いので、快適に過ごせるようにパティオ(中庭)が設けられていて、5月にはパティオ祭りも開かれていたそう。滞在中も花であふれていたのですが、祭り期間中はさらに華やかそうです。
子供達は、街歩きの最中に遭遇する観光馬車の馬に興奮!
確かに、日本で街歩きしてて馬に遭遇することはめったにないですからね。
パカパカと蹄のいい音が聞こえると、下の娘は「おうまさんが来たよ~~!」と教えてくれるのでした。(近づくのはさすがに怖がってました・・・。)
下の写真はローマ橋から見た街。大きい建物はメスキータ(モスク)です。
コルドバには5泊していたのですが、街はコンパクトにまとまっていて、都会すぎず田舎すぎず、観光や買い物、食事などすべて歩いて用事が済ませれるとても居心地のいい街でした。
YOKO