-Uyuni,Bolivia-
写真はボリビアのウユニ塩湖より。
ウユニ滞在1日目、サンセットツアーに参加し、乾燥している真っ白の塩湖や薄く水の張った塩湖に夕日が沈む様子、そしてほんのちょっとの間、星空も見れて、早々とウユニでの目標(「天空の鏡」と言われる絶景を見る!)を達成してしまった我が家。
天候のこと、体調のこと、色々あるだろうからと、ウユニ滞在は4泊を予定していたので、さてどうしたものか…。
ウユニの街にいても、別に何もすることがないので、次の日、今度は、朝10時発の1DAYツアーに参加することにしたのでした。
物価の安いボリビアだからできるツアーのリピート!ありがたい、ありがたい。
本当にウユニが好きな人、最高のコンディションで写真を撮りたい人などは、何日も滞在して何回もツアーに参加しては塩湖に通っているそうです。
我が家はサンセットツアーと同じく、HODAKAという旅行会社で申込。
香港人、台湾人、日本人の我が家とアジア人メンバーで、出発。
まずは、列車の墓場と呼ばれる、古い蒸気機関車や貨物列車が放置されている場所へ。
この場所、10数年前にウユニに来た時もツアーで立ち寄った場所。その時は観光客もそこまでおらず、放置されている列車も少なかったはず。乾いた大地に錆びた列車と哀愁漂う光景が広がっていたのに、今回来てみると、なんだか列車も増えている気がするし、カラフルにペイントされていたり、落書きされていたり。
一大観光地のようになっていました。
親子でまた再訪できるなんて、なんだか感慨深い。
列車にのぼって写真撮影しているお兄さん、お姉さん観光客の真似がしたかったのか、早速よじ登る二人。
ちょっとした公園遊具または、アトラクションのようで、ご機嫌。
サナ&レナを探せ!
正解は…、
列車左側、壁の穴から顔を出しています!(笑)
ここ、楽しいねぇ、と話す二人。
列車のすぐ横にあるレール。昔、ここでもこんな風に写真撮ったのが懐かしい。
車に乗り込み、次に向かったのが塩湖の手前にあるコルチャニ村。
こちらは、お土産屋&トイレ休憩。
村の通り沿いに所せましとお土産屋が並んでいます。
陶器のような見た目ですが、塩でできた小物入れ。
昔、これを土産として買って帰り、日本で飾っていたら、時間が経つにつれて少しづつ溶けてきて、終いには表面の絵が消えてきた!という品。(笑)
乾燥しているボリビアの地ではOKでも、湿度が高い日本ではどうもダメらしい。
お土産屋休憩が終わり、いよいよ塩湖に向かって出発。
塩湖に入る入り口付近は、こんな感じで茶色と白のまだら模様、そして無数の轍。
ウユニツアーの車はトヨタの4WD。見かける車はほとんどコレ。
塩だらけの道、塩水の中もガンガン走っています。さすが、日本ブランド!
塩湖はとても広く、その大きさはなんと約120キロ×約100キロ!しかも、ほとんど高低差がないまっ平。そこに広がるのは白の大地と青い空のみ。
私たちはどこをどう走っているのか見当もつきませんが、ドライバーさんは遠くに見える山や轍を頼りにうまい具合に走っています。
ウユニが真っ白な塩湖である由縁の場所、「塩の目」。
塩分濃度の濃い塩水が湧き出ている場所で、ほんのり温泉地のような匂いもします。
サナ、恐る恐る触ってみます。あまり触りすぎると、乾いたときに皮膚がカピカピになってヒリヒリ…。
さらに、車で10分ほど進むと、こんな塩でできたモニュメントに到着!
ダカールラリーが開催された時にウユニ塩湖を通過した記念のよう。奥には塩のホテルが建っています。
ウユニ名物、塩でできたホテル。
中の様子はこんな感じ。今回はここでランチタイムです。
テーブルも椅子も塩!
ドライバーさんが用意してくれた食事をツアーメンバーでいただきます。
サナ&レナもお姉さん達にまじって、パクパク。
ランチの後、集合時間までは、自由時間。
塩だけど、雪のようなので、はしゃいで遊ぶ二人。
ウユニの標高は約3700m。最高地点で3760m。
かなりの標高ですが、ゆっくり高度を上げてここまでやって来たので、二人ともまったくもって元気。子供の順応はすごい。
大人も今のところ問題なし。(大人はダイナモックスを飲んでいます。)
塩のホテルの側にて。
塩のホテルでの昼食休憩が終わり、出発。
車を進めるにつれて、塩湖の白さも美しくなってきます。
真っ白な大地が見渡す限り続いている、きれいな場所まできたので、車を停めて、フリータイム。
白と青の世界!
水がはった塩湖も美しいけど、この純粋無垢な白の世界も他にはない景色。
コルチャニ村で買ったアルパカのお土産。
まっ平に見える塩湖も、近くで見ると意外とごつごつしています。
塩の結晶がかなり大きいので、サナとレナは「キラキラしていてお宝みたい!」と塩の結晶集めに必死。
そして、遠くをよーく見ると、干上がった塩はきれいな六角形の網目模様を作っています。まるで、ハチの巣のよう。
自然が作り出す不思議。
親子共々、地球の奥深さを実感。
ツアーはまだまだ続きます…。