‐Fez,Morocco-
写真はモロッコの古都、フェズの旧市街の中にある皮の染色職人街(タンネリ)より。
迷路のようなメディナの中を家族でさまよっていたら、少年が「どこへ行くの?」と近寄ってきて、こちらが頼んでもないのですが、道先案内人を買って出て、色々なところに連れて行ってくれました。
ま、実際のところ歩いていて道に迷っていたし、怪しいおじさんよりはいいかなぁと。上の写真も、こちらがお願いする前に「タンネリに行く?」と聞かれ、その少年が連れて行ってくれたところ。
フェズに来てから、道を歩いていると色々なモロッコ人のおじさんが声をかけてきて、一緒についてきたりします。怪しい日本語を操る人とか。
たいてい複雑なメディナの中を案内し、ガイド料を稼ごうという魂胆。
こんな風に、押しつけがましくしゃべりかけてきて何かしら商売をしようとする人たちが寄ってくる国は久々。昔行ったインドを思い出します。
そうそう、モロッコは旅人の間では、「世界三大うざい国」と呼ばれています。モロッコの他はインドとエジプト。
それは、
・平気でうそをつく、暴言をはく
・とにかくしつこい
・ぼったくりを普通にしてくる
などなどらしい。(笑)
たいていはいい人で、モロッコ人すべての人がそうではないですが、旅行者にずけずけと話しかけてくる人ってたいてい上記のような人が多いので、印象が強くそういうイメージになってしまうのかも・・・。
特にフェズは多かった気がします。最初はいいのですが、怪しい人に出くわすと、断ったり交渉したりとやっていると、だんだん街歩きも疲れてきます・・・。
さて、話はタンネリに戻り、上の写真2つは皮を手作業で染色している様子。
工場の建物のテラスへ案内されて、上からその作業の様子を見学できるようになっています。
皮を染める原料が強烈なにおいで、しかも外は40度ほどの炎天下。大変な作業を経てお店に並ぶ商品へと変身するんですね。
モロッコで革製品といえば、この皮スリッパ&靴のバブーシュと革製の椅子。
バックも色々販売されています。特にバブーシュは可愛いのでお土産にはいいかも!