-Dolomites, Italy-
前回更新の「ドロミテ最高峰 マルモラーダ山へ イタリア・ ドロミテ1」からの続きです。
マルモラーダ山のロープウェイで一気に3265メートルまで登りました。
展望台へ行くと上の写真の景色が!
山頂はとても冷たくて強い風が吹いていて、優雅に眺める訳には行かなかったのですが・・・、天気に恵まれて遠くの山々まできれいに見えました。
ドロミテ山塊は3000メートル級の山々が20座以上も連なっていて、日本の、例えば富士山のように裾野が広い山ではなく、岩壁が垂直にそそり立っているような山々なので、景観が独特。
いわゆる「ドロミテ街道」と呼ばれる王道の観光ルートは東のコルティナダンペッツォから西のボルツァーノまで。
いま眺めている風景は、その街道の南側から山々を見ている感じです。
一番上の写真が展望台中央の景色、こちらが、左手の景色、下の写真が右手の景色です。ドロミテ最高峰の山なので、よく見えます!
サナは日本にいる時に、「雪が降ったらいいのに~。そしたら雪だるま作ったりして遊べるよ。」と一年中よく言っていたのですが、「サナ念願の雪のあるところに来たよ~。」と言っても、真夏の気候からいきなり真冬の気候のところに来て、寒すぎて嬉しくない様子。
レナは冷たい強風が顔に直撃するたびに「さむい~~~。おそとイヤ!!!!」と半泣き状態・・・。
この時の体験が二人のトラウマとなっているようで、先日、クロアチアのドブロブニクで「ロープウェイに乗ってスルジ山の上から景色見に行こう~。」と言ったら、
サナ「えー、けど山は寒いよ~。」の一言。(スルジ山の方は標高が低いので全然寒くない。)
そして、ロープウェイに乗ってスルジ山の山頂に着いたら、
レナが一言、「ママ、山についたら寒いよ。上着着なきゃ!!」 (笑)。 約1か月前の出来事ですが、2歳の頭にも焼き付いているほど寒かったらしい。
確かに、寒かった!けど、ドロミテの山々、絶景でした!
そんなわけで、雪遊びは断念しましたが、世界遺産にも登録されている景色は堪能できました。
窓についていたつらら。空がきれい!
ロープウェイの途中駅には展望レストランがあって、料理は普通ですが、ここの景色も絶景。
そして、下山した後は、行きはミニトレインに乗ってやってきたハイキングコースを歩いて帰ってみました。
こんな感じの渓流が流れている爽やかなコースです。
一応、ドロミテは東アルプス山脈の一部なので、アルプスの天然水!
冷たい!
地上の暖かいところに戻って、ご機嫌の二人。けんかもよくしますが、機嫌がいいとご覧のとおり、手をつないで歌いながら歩いてます。
途中は滝があったり、天然の岩山トンネルがあったり、小さな教会があったりと、子供も簡単に歩けるなかなかよいハイキングコース。
コースの詳細は下のサイトに載っています。
http://www.marmolada.com/en/locations/sottoguda
あれだけ、山頂では半泣き状態だった二人も、いつの間にか元通り、村についてからも草原で楽しく遊んでいたのでした。