-Dolomites, Italy-
前回の投稿、「絶景山道をドライブ ジアウ峠 イタリア・ドロミテ3」&「空気が美味しいミズリーナ湖 イタリア・ドロミテ4」の続きです。
ミズリーナ湖から今度は、トレ・チーメの回りをハイキングしようとアウロンツォ小屋(Rifugio Auronzo)
へ移動。
湖からこの小屋のそばの駐車場まではすぐなんですが、スマホのネット接続があまりよくなく、アウロンツォでグーグルマップのナビ検索して目的地を設定、車を走らせていたら、全然違う所へ行っていた・・・。(名前は同じアウロンツォなんですが・・・。)
途中で気付き、引き返したりしていて時間ロスしたのですが、気を取り直してハイキング開始!
独特の景観を誇るドロミテは、世界自然遺産に登録されていて、我が家もすっかり圧倒されっぱなしの光景の連続なのですが、その中でも人気なのがトレ・チーメ(正式名称はトレ・チーメ・ディ・ラヴァレード)。
3つの頂がそそり立っている景観が有名です。
そのトレ・チーメへのハイキング拠点がアウロンツォ小屋。
小屋のそばの駐車場の景色が上の写真。小屋の標高はすでに2320m。
車で簡単にこの景観のところまでアクセスできるんだからすごいです。(駐車場に入る前にゲートがあり、入場料しっかりとられましたが。)
左側に見えているのがハイキングルート。広くて割と平坦な道が続きます。中にはベビーカーを押してハイキングしている人も!(ここがヨーロッパらしい。)
我が家は宿から借りたベビーキャリーをもってハイキングです。
振り返るとアウロンツォ小屋が見えます。ハイキング開始早々からこの絶景!
しかも、道は5歳のサナでも簡単に歩ける道。日本の登山と違って、ここのハイキングは敷居が低くて絶景が楽しめるので、子連れでもOK。2歳のレナも歩いたりおんぶされたりしながらハイキングを楽しんでいました。
険しい岩山と美しい谷の連続。
そして、たまに花も。
ドロミテの岩山を眺めながらのハイキングは絶景続きなのですが、ルートの途中にはこんなかわいい教会も。
夏の日は長いとはいえ、少々太陽が傾き始めてきました。
山々は、ドロマイトと呼ばれる石灰岩でできていて、雪崩や風雨で浸食された、鋭い峰々や断崖が特徴的。
前方にラヴァレード小屋が見えてきました。
小屋に到着!
ここから、峠を越えて北側に回っていくと3本の頂がそびえるトレ・チーメがででーんと見えるんですが・・・、夕方近くなってきたので今回はここで終了。
けど、ここまででも十分に絶景を楽しむことができます。この日の午前中に行ったジアウ峠もそうですが、また子供が大きくなってから再訪したい!と思えるところでした。
サナ、「頑張って歩いたよ~!」ポーズで記念撮影(笑)。
同じ道を引き返します。けど、景色がとってもいいので、あまり苦になりません。
ちなみに、この後、夕食をとろうと立ち寄ったコルティナダンペッツォなんですが、ドロミテ観光の拠点都市だけあって、物価が高くてびっくり!
人が多いのに食べるところがあまりなくて、見つけたレストランも人でいっぱいで席は空き待ち。ドロミテに来てからあまり見かけなかったアジア人観光客ですが、ここではちらほら。日本人の山好きそうなおばさんおじさんたちも。
結局、食べるのを断念。
宿がある村まで戻って遅い夕食となったのでした。