-Beograd,Serbia-
バルカン半島の中心部に位置するセルビア。その首都であるベオグラードは、昔、ユーゴスラビアでも首都。
そのせいか、周辺各国からのアクセスがよく、我が家もクロアチアからモンテネグロへ移動し、その後、どこへ行こうかなとルートを考えていたら、どこへ行ってもベオグラードへ行くのが便利で、その後オーストリアへ行くにも便利なことが分かり、やって来たのでした。
つまり、交通の要所だから。
難点は・・・、いくら調べてもこれ!といった見どころが見つからないこと。(笑)
確かに、セルビアは他の旧ユーゴスラビアの国に比べて国名を言われてその観光地がピンとこない。
決して観光資源がないわけではないんだろうけど、売り込みが下手なんだろうか・・・。
奇しくも、ベオグラードに着いた途端に体調を崩したこともあって、「ここで休憩でもしなさい。」という思し召しなのか・・・、宿でのんびりすることにし、少し回復したところで、街歩きをすることに。
上の写真は、セルビア正教の中心的存在、聖サヴァ教会。
教会がなぜか好きなレナが、教会に着いた途端にお祈りポーズ。娘と比べてもわかるように、非常に大きな教会。
中に入ってみると・・・、まだ建設中でした。
こちらは、クネズ・ミロシュ通りにある建物。
1999年に起きたNATOによる空爆の後が生々しく残っています。その正面を市民の足、赤いトラムが普通に走っている光景はなんだか不思議な感じ。
先ほどのビルを横から見たところ。この看板、スローガン的なことが書いてあるのかなぁ。セルビア語でなんて書いているんだろう。
さすが、首都だけあってかなりの都会。
しかし、他のヨーロッパの国と違って、「ここが旧市街です。」というような地区がはっきりしておらず、ところどころにこういった古い建物がある感じ。
数々の紛争や戦闘の舞台となっただけあって、歴史ある街ですが、古いものは色々破壊されて、新しいものに取って代わっている様子。
歩行者でにぎわっている通りにて。
先ほどの聖サヴァ教会とならんで、観光名所?!っぽいところ、カレメグダン公園へ。
風船をもらったり、公園の園内電車に乗ったりできてご機嫌の二人。
下は電車でぐるっと公園を一周した時の風景。首都だけど緑も多くていい街です。