– Hilversum,Holland-
9月中旬。
9月末にヨーロッパを離れ、カナダへ紅葉を見に行く予定なので、残りの日数をカウントしながら、「どこへ行こうかな~。」と検討する日々。
イギリスの田舎街に短い間滞在したのち、次の目的地にしたのが、オランダ。
本当は、アイスランドの後は、シェンゲン加盟国でないイギリスに2週間ほど滞在しようかと思っていたのですが、シェンゲン協定に加盟していない東欧各国の滞在が予定より長くなったので、90日間という規定日数に我が家の滞在日数がまだ余裕があることに!
そこで、イギリスから行きやすいオランダ&ベルギーに白羽の矢が!
といっても、節約旅行中なので、飛行機でぴゅーっと行くわけでなく・・・、今回は夜行バスで国境越え。
一人旅ならまだしも、2歳のレナまで料金がかかる飛行機代ってバカにならないんです。
その点、バスだと2歳はだいたい無料か少しの金額で座席がもらえます。5歳のサナも大人の半額くらい。
子連れで夜行バス、大変そうだけど、実はモロッコで1回やったところ、乗ったらすぐ寝てくれて、親としてはラク。レナはずっと膝枕して寝かせてあげないといけないので、大変と言えば大変ですが・・・、昼間のバスで、ずっと起きてて、「これやって遊ぼう。」だの、「お腹空いた。」だの「まだ着かないの~。」とおしゃべり娘たちにブーブー言われ、ずっ相手しないといけないよりは遥かにマシ(笑)。
そんなわけで、ロンドンのビクトリアコーチステーションを21時過ぎ頃出発するバスに乗り込んだのでした。
バスはイギリスの港町まで行くと、出国手続きをし、バスごとフェリーに乗ります。バスから降りた乗客はフェリーの椅子で思い思いに過ごし(ま、深夜なので大半がソファーに寝転んで寝ています。)、フェリーがドーバー海峡を渡って、フランスへ連れて行ってくれるのです。
で、またバスに乗り込み、EU入国手続き、その後はオランダまで高速で移動し、早朝6時過ぎにアムステルダムのはずれに到着となります。
フェリーに乗ったり降りたりなど、深夜に起こされるのが大変で、時間もかかりますが、飛行機や鉄道で行くよりは全然安い!
我が家はEUROLINESを利用しました。(チケットはネット予約ができて便利です。)
朝、ぼーっとする中、滞在先のヒルフェルスム(Hilversum)という街に到着。
実は、アムステルダムに滞在しようかと思ってたんですが、宿が高すぎて予約できず、郊外の街を選択。
上の写真はヒルフェルスムの駅前。
サナ&レナが歩いているところが歩道、そして、隣の赤い色をした道が自転車道。そこを次々と自転車が飛ばしていきます。その台数が半端ない!ちょと間違って自転車道に入ろうものなら、ひかれそうになるほど。
そして、下の写真は駅近くの自転車置き場の様子。
あれ、この2つの写真、どこかに似ていない???
日本の郊外都市の駅前みたい(笑)。
この街に降り立った時、自分はヨーロッパにいるのにどことなく日本っぽい感じがして親近感がわいたのでした。こういう感覚は今まで他のヨーロッパ各国にはなかったなぁ。
というわけで、次回よりオランダ!