-Zaanse Schans,Holland-
写真はオランダのアムステルダムの北にある街、ザーンセ・スカンスにて。
さて、前にも書きましたが、
行く前のオランダのイメージ→風車、チューリップ、平らな土地、アイススケート
そして、
行ってみた後の「オランダと言えば・・・」→自転車、運河、チーズ(+アイツマイスター)、ミッフィー
アムステルダム、ユトレヒトや滞在先のヒルフェルスムを散策していて、だいぶオランダを満喫していましたが、「まだ風車を見ていないね~。」ということになりやって来たのがザーンセ・スカンス。
アムステルダムの駅からザーンセ・スカンス行きのバスが出ているので、バス乗り場へ。屋根がカラフル。
オランダはこういった斬新なデザインの建物が多い!しかも、色使いもおしゃれ!
バスに揺られること40分ほど、村に到着。
サナ&レナ、何やら見つけたようで、しゃがみこんで必死になっています。
地面の砂に交じって、貝殻がたくさん落ちているので、「なんで貝殻??」と拾っているのです。
ここも干拓地なのでしょうか。
首都のアムステルダムに近いのに、ご覧の通りののどかな風景。
草原が広がっています。
遠くの方にはお目当ての風車が!
この地方特有の緑の壁に白い窓枠の木造の家。
こういった17世紀ごろの古い木造家屋が少なくなってきているため、この村に移築して保存活動をしているようです。
村にはこういった伝統的な家々が並んでいて、住みながら保存をしている(人が住まないと傷んでしまうらしい。)ようで、一部はお店やレストランにもなっています。
写真右側の女性はこの建物のお店の方で、黒いスカートに白い頭巾の伝統的な衣装を身に着けていました。
こちらも、昔の洋服を着たお二人。
この村で可愛かった!のが、木靴のお店。
壁に飾られた木靴が可愛くて、大きな黄色の木靴をはいて写真撮影をしている人がたくさん。
もちろん、サナ&レナもトライしました!
店内では、木靴の製造工程を見せてくれます。
面白いように削れていく靴を見て、サナも興味津々。
大好きなミッフィーの木靴を発見して履いてみる二人。
履き心地は意外にも悪くないけど、長く歩くにはやはり硬くて大変そう。
色々とお店を覗いた後に、風車のある方へ。
川沿いに沿って風車が並んでいますが、マスタードの粉を引く風車、種や木の実をつぶして油を取る風車、製材用風車などが並んでいて、中を見学することも可能。
昔は、粉ひき(ひいた粉がパンになり、風車一基あたり、約2000人分をまかなえたとか!風力の力はすごい!)や排水用に大活躍していたそう。
今はほとんど使われなくなった風車ですが、こうやって「オランダらしい風景」のシンボルとして重要な観光資源になっているようですね。
村はのんびりした雰囲気に包まれているので、お天気のいい日に風車のある景色を見ながらのお散歩はなかなか気持ちがいいです!