質素?!なオランダごはん

 

-Holland-

旅行の楽しみの一つとしてあげられるのが、「ご当地グルメを楽しむこと。」

オランダへ行くことが決まって、某ガイドブックのキンドル版を購入し、さっそく買ったガイドブックを開いてみて、「オランダ料理ってどうなんだろう?」と見てみると・・・、

「伝統的なオランダ料理と言えば、肉や野菜を煮込んだ家庭の味。」とある。

ふむふむ。

そして、次に紹介されていたのが、なんと「オープンサンドイッチ」。

え、そうくるの???

確かに、日本にいても、オランダ料理ってあまり聞かない。

そして、首都アムステルダムのレストラン紹介の項目までページを進めると・・・、紹介されているオランダ料理のレストランはわずか3軒。。。。

えー、それだけ???

少し寂しい気がしたけど、オランダに着いて、街歩きをしてみるとなんとなくその理由が分かった気になった。

というのも、まず、

・街を歩いていて、レストランが少ない。

→ オランダ人は質素倹約の国民性のため、外食をあまりしないらしい。一日で暖かい料理を食べるのは夕食のみと言われるほど。しかもその夕食は家庭で。

ランチの時間になると、スーパーなどで買ったパンやチーズ、お惣菜を手に持ったサラリーマン風のオランダ人をよく見かける。

フランス人は「食べるために生きる」、オランダ人は「生きるために食べる」と言われるそうで、食事は味わうものではなく、空腹を満たすものらしい。(笑)

ちなみに、英語における「ダッチ」=’Dutch’ (オランダ人)に対するイメージは、よく言えば「堅実」、悪く言えば「ケチ」だそうで、”Let’s go to Dutch”とは英語で「割り勘にしよう。」という慣用句。

・カフェまたはレストランを見つけて、入るものの、メニューのほとんどがサンドイッチ、サラダ、スープ。

→ 頼んだものははずれがなく、どれも美味しいんだけど・・・。朝食がパン食の我が家にとったら、他にも食べたいなぁって感じ。

ちなみに、上の写真の左側の料理は、オランダのソウルフード!、「アイツマイター」と呼ばれる有名なオープンサンドイッチ。トーストの上にハム、チーズ、目玉焼き(卵2個分)が乗っているのが基本。

オランダ人はこれが大好きらしい。たしかに、栄養満点で、これを食べたらオランダ人のように背丈も伸びそう。(オランダ人は世界一高身長の国!オランダ人女性の平均身長は171cm、男性はなんと184cm!)

 

 

ガイドブックに載っていた、オランダ料理屋の一つに昼食時に行ってみる。

ランチメニューを注文すると出てきた料理が上の写真。

普通に美味しかったです!

 

 

お隣の国、ベルギーやドイツはビールが有名だけど、オランダも負けず劣らずビールが美味しい。

有名な「ハイネケン」はオランダの会社。

そして、オランダに来て、もう一つ面白かったのが、コロッケの自販機。

下の写真はユトレヒトの駅ナカに設置されていた自動販売機。一つ1ユーロ。これを片手に持って法張りながら街を歩く人をよく見かけたのでした。

味は・・・、日本のコロッケの方が美味しい。(日本人なんだから、当たり前か…。)

 

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