-Baliroche,Argentina-
写真は、アルゼンチンのパタゴニア地方の一番北、バリローチェにて。
お姉さんのサナの足元に近寄っているレナ。少々危なっかしいのですが、「水の色がきれい~!!」とのぞき込んでいます。
子供だけでなく、親の私たちも大興奮の色!
この旅では色々湖へ行きましたが、イタリアのカレッツァ湖と並んでここの湖のブルーはきれいだった。
ちなみに、この湖はナウエル・ウアピ湖という湖で、比較的大きな湖。バリローチェの街もこの湖に面していて、場所によって大きく表情が変わる湖です。
今回はこの透明度抜群の場所にいたるまでの諸々を。
バリローチェでの宿が「景色はいいんだけど、交通が不便なところ。」だったので、街中でレンタカーを借りることに。
今まで、レンタカーはインターネット予約をしていた(その方が安い)のですが、このバリローチェでは借りたかった日は車がない。こういうのは珍しいというか、この旅ではアルゼンチンが初めて。
なので、街中にあるレンタカー屋に行って色々聞いてみるも、「車はない。」とか、店のスタッフが他のお客さんを接客中でなかなか話しできるまでいかなかったり。
子供を連れてこういう用事(インフォメーションで情報を聞いたり、旅行会社を回ったり。)をする時が結構大変。子供もつまらないのでブーブー言い出すし、大人もだんだんイライラ。
そして、やっと「車がある」と言われたショップでも、今まで借りたどの国のレンタカーよりも高い!
しかも、車はいちばんグレードが低く古い!(もちろんミッション車で、鍵はガチャガチャと閉めるタイプで、軽自動車のような感じ。)
車がないと子連れでの観光は不便な地だったので、泣く泣く借りることに…。(一日約1万円)
アルゼンチン(パタゴニア)のレンタカーは全般的に高め、かつグレードが低いです。しかも、シーズン中のためか、パタゴニアでレンタカーを探すのは結構大変。
チリとの国境からバリローチェまでの道のりが、ナウエル・ウアピ湖風景がきれいだったので、レンタカーでもう一度行ってみることに。
40号線(231号線)の湖沿いの道はドライブを楽しむには持ってこいの道。だけど、なかなか「ちょっと湖ビーチに。」と車を停めて立ち寄るには難しい場所。(キャンプ場などはたくさん見かけたのですが、ビーチがなかなか現れない。)
途中、Puerto Manzano(プエルト・マンサノ)という小さな半島があったので、立ち寄ってみました。
上の写真、森と湖の環境の中に大きなリゾートホテルがあったりして、高原リゾートのような雰囲気。
半島の先にビーチを発見! 地元のアルゼンチン人のバカンス客でにぎわっていました。
ここの水はまあまあの透明度。泳いでいる人もいます。
行ったのは2月。アルゼンチンではちょうど夏。この日は半そででちょうどいいくらいの暑い気温。
恐る恐る入ってみると…、さすがにパタゴニアの湖。少し冷たい。
「ドライブ中に見たもっと水の色がブルーできれいなトコロにビーチはないかなぁ。」と街へ戻りつつ探索。
そうしたら、バリローチェの街にほど近いところに、高架橋があり、そこから見たナウエル・ウアピ湖の水がきれいなこと、きれいなこと!
同じ湖でも場所によってずいぶんと色、透明度が違うみたいです。
上の写真は、車道の高架橋から見えた、きれいな水色の場所へ降りてきたところ。
車を停めると、歩行者用の木の橋が架かっていました。ここからの景色が絶景!
透明、水色、エメラルドグリーン、青と変化していく水の色。
天気が良いと、太陽の光がキラキラしてホントきれいな湖です!
先ほどの木の橋を渡り、細い道をしばらく行くと、車道からは見えない奥に広がった湖が現れました。
まるで、隠れ家ビーチのよう。
遊びに来ていた観光客が連れてきた大きな犬が何匹かいて、サナ&レナ少しこわごわ。パパに抱きついています。(笑)
南米は大型犬(飼い犬、野良犬とも)が多くて、こどもにはちょっと怖いらしい。
この景色!バリローチェで色々見たなかではこの場所のナウエル・ウアピ湖が一番でした。
そして、透明度が高い湖では、湖水浴を楽しんでいる人がチラホラ。
せっかくなので、「泳いでみるか!」となり、こども&パパが水着に着替えて湖水浴に挑戦。
水がやっぱり冷たいので、子供達は早々にギブアップしていましたが…。
天気がよくて、気温が上がった日はなんとか泳げます!
この2日後は、天気が悪くダウンジャケットを羽織るほどの肌寒さ。やはり、夏と言えどもパタゴニアです。
次回もバリローチェの街と近郊より。