-Trindad,Cuba-
トリニダーで宿泊していた家の主人に、「トリニダーでおすすめの場所は?」と聞いて教えてくれたのが、ロス・インヘニオス渓谷へのドライブ。
ガイドブックを見ると、トリニダーとともに世界遺産に登録されているらしいと分かったので、行ってみることに。
主人が知り合いの運転手を手配してくれたので、車に乗ってお出かけです。
スペイン語しか話せないドライバーと、たどたどしい会話をしながら最初に着いたところは、展望スポット。
「景色がいいから、登ってこい!」みたいな感じだったので、階段を駆け上がると、上の写真の景色!
18世紀末から19世紀にかけて、渓谷一帯は大規模なサトウキビ農園だったそう。
展望台にはカフェも併設されていて、キューバ人と思われる観光客もちらほらいました。
次に連れて行ってくれたのが、トップの写真と上の写真の場所。
昔、植民地時代に栄えていた名残が残る遺跡のような場所。
多くの奴隷がサトウキビ農園で働かされていたそうです。
上の塔はその労働者の見張り塔と思われます。
遺跡公園にあった木。
案内してくれた公園のガイドさんいわく、「木の幹が顔にみえるでしょう!」とのこと。
確かに、目、鼻に見える! じっと見ていると、絵本に出てきそう&おしゃべりしそうな木。
この木の周りには、こんなふわふわした綿毛のようなものがいっぱい落ちていて、何とも不思議な木なのでした。
次に向かったのが、マナカ・イスナガの塔。
こちらは、先ほどの塔よりもさらに高くて、なんと7階建ての見張り塔。
かつては、各階に鐘が取り付けられていて、奴隷労働者に知らせの合図を送っていたそうです。
頑張って、上まで登ってみました。
景色抜群!かなり遠くまで見渡せます。
今となっては観光地となっている塔のふもとでは、お土産屋がちらほら。
トリニダーは陶器と織物が有名で、こちらでは真っ白な布に可愛らしい刺繍を施したクロスが洗濯物のようにひらひらと展示されていました。
キューバらしいカラフルな刺繍。
サナ&レナが気になっているのは、この手作り人形。
ふわふわスカートの民族衣装を来た人形なのですが、スカートをめくると、別の人形が現れ、衣装の柄と肌の色(白と黒)が変わるという面白い作りになっています。
カリブ海の島っぽい置物も。
真っ白いお土産クロスの近くで見かけた木!
たくさんついている実はマンゴー?
サトウキビジュースのスタンドがあったので、試してみることに。
思ったよりもさっぱりとしていて、暑いので冷たいのが美味しい。
娘たちはジュースの上に乗っていたサトウキビまでカジカジしていました(笑)。
最後に寄ってくれたのが、昔のサトウキビ工場跡。
工場の機械や、昔走っていた列車などが展示されていました。
子供達にとっては、工場跡も公園もかわらず。
遊具の気分で遊んで回っていたのでした。
下は、今回の渓谷に連れて行ってくれた車。特別頼んだわけでもないけど、こんなカッコいいクラッシックカー。(クーラーが効かないので、暑いですが…。窓を開けて疾走します。)
ハバナに続き、クラッシックカー乗車体験もできて一石二鳥となりました。