-Trindad,Cuba-
2017年5月7日
もう1年以上前の話ですが…、記憶をたどりつつ、更新です。
数日のハバナ滞在の後、次の街、トリニダーへ。
キューバは島国で、地図で見ると小さいようで、実は割と大きい。(日本の本州の約2分の一)
約2週間の滞在で、「どこに行こうかなぁ」と地図やらガイドブックを眺めていて決めたのが、ハバナ、トリニダー、バラデロの3都市。
ちょうど、この3都市を三角形のように結ぶバス路線があったので、バスを利用して移動することにしました。
バスはビアスール社を利用。
キューバ旅行者が急激に増える中、バス便は少なく、レンタカーもあるようなのですが、借りて運転するのは難しそうだったので、事前にバスターミナルに行ってチケット予約しておきました。
ハバナのバスターミナル。
首都のバスターミナルの割にはこじんまりとしていて質素です。
上の写真、トリニダー行きのバスチケット4人分!
縦も横も上の娘がすっぽり隠れてしまうくらいデカい!(笑)
ハバナからトリニダーまでは約6時間のバス旅の予定が…、もうあと30分で到着というくらいの場所でまさかのバス故障。。。。
道中、満員の乗客を乗せたまま、ストップしてしまいました。
「トリニダーから代わりのバスがやって来る。」とは聞いたのですが、待てども待てどもそんな気配はなく、乗客もバスの外で待機したり車中でぐったりしたり。
そんな中、乗客の誰かが、カラのトラックをヒッチハイクしたらしく(!)、「これに乗って街に行けるよ!!」と教えてくれました。
おそらく、労働者を運ぶトラックなのか、簡素ながらもたくさんの座席付き。
小さい子連れというのを知ってなのか、気の利くお客さんが、「待っているのも大変だろうから、早く乗って乗って!!ここに座ったらいいよ~。」と先導してくれてありがたかった!
これに乗り換えて、無事トリニダーに到着したのでした。
こんな出来事も、思い返せばキューバらしい。
トリニダーは小さな街ながら、昔、サトウキビの売買と奴隷売買の中心地として栄えたようで、「街全体が博物館のような古都」。
ハバナの旧市街のような規模はないものの、こじんまりとしていて街歩きが楽しそうな雰囲気です。
次回は、街歩きの様子を…。