‐Arles,France‐
南仏プロバンスでどこへ行こうかなぁとガイドブック(最近は便利になったもので、アマゾンで電子書籍版を購入すれば重たい本を持ち歩かずに済みます。紙の本より見にくいのは否めないですが・・・。日本にいなくてもどこでも思い立ったときに買えるというのもいい!)を眺めていたら、以下の記述が。
伝統的な民族衣装を身に着けた”アルルの女”に出会える衣装祭 7月第1週末
カレンダーを見ると、今年は7月3日。フランス到着日の次の日!
前日にモロッコからアヴィニヨン近くの宿に到着したばかりで、どうしよか・・・と思ったのですが、年に1回の祭りということで、行ってみることにしました。
午前中は移動疲れもあってゆっくり、お昼から出かけます。
祭りは午前中はパレードと古代劇場でのイベント、夕方は円形闘技場の方でのパレードや馬の曲芸をやっています。(プログラムについてなど詳細はフランス観光局のサイトに掲載されていました。)
こちらが円形闘技場。フランスで最大の闘技場で、夏の間は闘牛も見れるそうです。
夕方17時半からの開催だったので、とりあえず、アルルの街を散策することに。
上の写真はサン・トロフィーム教会。
建物の大きさもさることながら、入り口の彫刻レリーフが見事!
教会のゴージャスな入り口とは違いますが、こちらはとある建物の扉。
モロッコの時もたまに見かけましたが、ブドウのツルをうまく誘引して扉と一体化しています。自分の家もこんな風にブドウのツルかバラのツルをうまい具合に取り入れてみたい!
フランスらしいオープンテラスのカフェで一休みした後に、円形闘技場へ。
アルルの衣装祭が始まりました。フランス語のアナウンスなので、チンプンカンプンなのですが、色とりどりの伝統衣装をまとった女性が闘技場へ入場して、パラソルを手にダンス(パレード?)を披露していました。
衣装だけでなく髪型も昔風なのでしょうか、うまい具合にアップの髪型にして、上に小さな帽子を乗せています。
男性は白馬に乗って登場、一人の男性が女性から花束をもらい、他の男性が馬に乗ったままその花束を奪い合うという乗馬の曲芸も披露されました。
写真を撮らせてもらえるようにお願いしたら、快く引き受けてくれたお姉さん達。
白いレースがあしらわれたショールにカラフルなスカート。子供も結構衣装を着て街を闊歩していてとてもかわいい!
衣装祭が終わり、日が暮れていきます。
この日は日曜日ということもあって、閉まっているお店が多く、少しさみしい感じ。
フランス観光初めてのこの日、古代ローマ時代を思わせる建物がある、しっとりとした街アルルは、プロバンスらしい伝統行事があったこともあり、とても素敵なところなのでした。
下の写真は、夕暮れ時のひまわり畑。
スペインでたくさんひまわり畑を見たのですが、ここプロバンスも沿道沿いに広大なひまわり畑がちらほらありました。満開です!