-Sarajevo,Bosnia and Herzegovina-
写真は、ボスニア・ヘルツェゴビナでのごはん。
ヨーロッパを旅していて大変なのが、外食代が高くつくこと。
お金に糸目をつけないなら、ヨーロッパほど食が充実した旅ができる場所もないので、いくらでも美味しい食事にありつくことが可能だけど、家族4人の長期旅行なので、贅沢はできない。
そんなわけで、自炊中心の旅だったけど、ボスニアに来て、レストランのメニュー表を見て、「え、こんなに安いの???」とその物価に驚き。
西欧と比べたら雲泥の差、昔、国を同じくしたクロアチアやスロヴェニアとも明らかに物価が違う!
昔、バックパッカーやってた頃、日本からアジアの国へ行って「ご飯、安い!ビール安い!天国だわ~。」と感じた感覚がよみがえりました。
(今や、タイ、中国、マレーシアなどアジア各国はその物価差の恩恵はずいぶん薄れてきたかな・・・。)
さて、ボスニア料理ですが、近隣のクロアチア、スロヴェニアなどの料理がどちらかというとイタリアやオーストリアの影響をうけているなぁと感じる西欧寄りの料理だったのに対し、ボスニアは明らかに違う。
レストランから漂う煙のにおいからして、「むむ、スパイシーな香り!」と思うほど、トルコや中東料理寄り。
オーダーする前から、中東料理の苦手なパパは「なんか、あんまり欲しくない・・・。」とのこと。
上の写真は、モスタルやサラエボで食べた料理。見た目からして、トルコ料理っぽい。
味は・・・、当たりもあればハズレもあり(笑)。ま、安いからそういうことも我慢我慢。
サラエボの宿のオーナー夫妻から強くお勧めされたボスニア料理が、「チェヴァプチチ」。
「サラエボで一番!」と教えてもらったのが、Petica Cevabzinicaというチェヴァプチチ専門レストラン。地元では、レストランの番号から、「NO.5」と呼ばれているらしい。
旧市街の一角にお肉を焼く煙がたくさん出ているレストラン街があり、その中の一店舗。
チェヴァプチチは棒状の形のハンバーグみたいな料理。ひき肉に結構なスパイスが混ぜられていて、炭火で焼かれています。
ピタパンと生玉ねぎのみじん切りが添えられているので、一緒に食べると美味しい。
サナもレナも「ハンバーグ美味しい~~!」とパクパク食べていました。他の店でもチェヴァプチチを試したのですが、Peticaのがダントツ美味しかった!
あと、同じくサラエボの夫妻からお勧めされたのがボスニアコーヒー。
こちらも旧市街を歩いているとカフェがそこら中にあるので、試すことができます。
下の写真は、とあるビルの壁画。こんな感じでボスニアコーヒーがでてきます。
物価が安いとストレスなく外食できるのが、うれしいものです。