世界遺産第一号の旧市街を歩く  エクアドル・キト4

 

-Quito,Ecuador-

10年以上前、夫婦でペルーとボリビアを旅行した時、出会った日本人の女の子が、

「エクアドルのキトでスペイン語を勉強して、それから南米を旅行しているんです。キトはとても過ごしやすいいいところだった。」

という話を聞いて、いつか行ってみたいと思っていた場所。

そして、ハワイ島に1か月滞在していたときも、エクアドル人と日本人の夫婦に出会って、エクアドルの話を聞いて、ますます期待が膨らんでいたところ。

けど、キトに到着してしばらくすると娘たちが高山病になり、外出できずじまい。

キト最終日、やっと旧市街観光へ出かけることができたのでした。

タイトルにも書いた通り、キトの旧市街は世界遺産第一号のひとつ。

コロニアル時代の面影を残す建物がたくさん並び、その保存状態もとてもよく、石畳の坂道と相まってとても雰囲気のよい地区です。

 

 

旧市街は暗くなると治安が悪いということで、新市街に滞在していた我が家。

滞在先の宿から旧市街へ。タクシーに乗ってやって来たのですが、途中渋滞に巻き込まれたので、旧市街の入り口で下りて散策開始。

ピンクがとにかく好きなレナ。

「レナの好きなピンクのお家~~!!」と眺めています。

 

 

とてもカラフルに彩られている建物。

 

 

こちらは中心部付近の建物。

この周りは人も多くて、デモのような行進をしていたり、とにかく賑やか。

治安があまりよくないということで、警戒して行ったのですが、警察が結構警備していて、一応治安維持に努めているようで、昼間は特に雰囲気の悪さは感じませんでした。

 

 

16世紀には南米大陸におけるキリスト教布教の拠点だったそうで、旧市街にはそこかしこに教会が。

 

 

”金色の教会”として有名な、ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会。

中を見学したのですが、祭壇や彫刻などとにかく豪華絢爛で見事。

 

 

エクアドルらしい帽子、スカート姿のおばあさん。

旧市街に来ると、こういった格好をしたおばさんがちらほら。ガラパゴスは南国だったので、「山の国に来たなぁ。」と実感。

標高は2850m。坂道を登ったり階段を上るとやはり少し息があがります。

 

 

山の斜面も家々が。

 

 

大好きなピンクの建物の前で。

「写真撮って~。」と駆け寄る二人。

 

 

こちらはバシリカ教会。

ガーゴイル(魔よけの像)にイグアナやガラパゴスゾウガメ、ワニなどエクアドル固有の動物が施されていてとても面白い教会。

写真だと、三角屋根の間に突き出ているのがその動物たち。

 

 

高度にも慣れ、体調がよくなった途端に広場で走り回る二人。

やはり、子供は元気です。

 

 

旧市街散策を終えて、宿近くの商店にて。

クリスマスから年末にかけて滞在していたせいか、お店が閉まっていることが多かったキト。

特に、クリスマスの日は街は店がほとんど開いていなくて、人通りも少なく、怖いくらい静かな街だったのですが、クリスマスが過ぎて数日すると商店もオープン。

果物を物色中。やはりエクアドルはバナナが美味しかった!(バナナにもいろんな種類があって、実がオレンジのバナナも。)

↓ 旧市街と違って、新市街は近代的。それでも、首都なんだけど山々に囲まれたのんびりした街です。

 

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