-Lima,Peru-
「サナ&レナ、ペルーで幼稚園に通う ぺルー・リマ1」でも取り上げたとおり、ペルーのリマに滞在していた1月はサン・イシドロにある幼稚園、Mundo Amigoのサマースクールに通っていた娘たち。
ペルー人の園長先生は日本語が話せるのですが、その他の先生達は、日本語クラスを担当されていた日本人の先生以外は皆スペイン語を話すペルー人で、お友達も日本人3分の1、残りが外国人と地元ペルー人の子供達といった感じ。
サナは何とか周りの日本人のお友達に助けられながら幼稚園ライフを満喫しているようでしたが、レナは最初の1週間は、家では「幼稚園いやだ。」、幼稚園に到着したら、「ママ、パパ~。行かないで~。」とギャン泣き。
親の私たちが見送った後はサナにずっとくっついていて、離れることができず。結局、優しい幼稚園の先生方の配慮で、最初から最後までサナのクラスで一緒に面倒を見てもらうことになったのでした。
レナはサナがプールの授業の時に、日本人の先生が担当する日本語クラスに1人で参加することになっていたのですが、最初は教室に入ることさえできなかったのが、1週間後には「早くリョウコ先生の日本語クラスに行きたいなぁ。」と家で言うほど、楽しく参加できるように。
やはり、先生が言っている言葉(日本語)が分かる、通じるというのが心の安心になっている様子。
そして、朝も泣かずに教室へ入ることができるようになったのでした。(サナのクラスだけど…。)
上の写真は、図画工作を担当していた先生。サナとレナ、毎日何をするのかこの時間が楽しみだった様子。
スペイン語で会話できないのですが、先生が身振り手振り教えてくれたり、周りのお友達が通訳してくれたりとなんとかやっているようです。(笑)
外からみた教室の様子。最初は、この教室の窓からレナが顔をだして、「ママ~~~!!」と泣いていたのが今となっては懐かしい。
幼稚園に娘たちを預けた後、親の私たちは自由時間!
旅行中、ずっと子供と離れることなく一緒にいたので、旅行始まって以来、親としても初子離れ。
この自由時間、のびのびすればいいのですが…、せっかくなので、夫婦でスペイン語を勉強することに。
これから、ペルー、チリ、アルゼンチン…としばらく南米旅行が続くので、少しでも会話ができたらいいかなぁと。
幼稚園の園長先生とたまたまその場にいたリマ在住の日本人の保護者の方が先生を紹介してくれたのでした。
先生は日系人の女性の方で、幼稚園から歩いて5分くらいの所にお宅があるので好都合!
娘たちを預けた後、そのまま先生のご自宅へ向かいスペイン語学習。
大邸宅で、いつも行ったら美味しいお茶やジュース、お菓子を出してくださって、リラックスした雰囲気の中でプライベートレッスン。
1回1時間半でお願いしていたのですが、娘たちが幼稚園に行っているから時間あるでしょうということで、いつも2時間半以上教えてくださったり、ペルーについて色々おしゃべりしたり。
そして、家に帰ったら、夫婦共々めずらしく真面目に?!復習。
新しい言葉を習って、すぐに実践できたり、相手の言っていることが少しでも分かるのが意外にも楽しい。
わずか8回ほど習っただけですが、それでもこの勉強をしていたのとしていなかったのではその後の旅が全然違いました!なにせ、英語がほとんど通じないので…。
先生には、「やはりあなた達は日本人ねと家族で話していたのよ。バカンス中でも勉強するなんて!ってね。」と言われましたが(笑)。
先生にはとても感謝です!
スペイン語学習が終わった後は、いつも幼稚園へ。30分ほど娘たちの様子を陰ながら観察しお迎えの時間。
上は、作った作品を乾燥中。こんな感じで、家ではできない絵具やらをやらせてもらえるのが楽しいとのこと。
クラスが終わった後は、お友達としばし遊んでから帰るというのが定番に。
レナ、車にのってご満悦。
最終日、今まで作ったたくさんの作品を入れたバックを先生からもらったのでした。
上は、サナ、下はレナの作品。
親子共々、旅の中の日常で色々学ぶことができて良い経験ができたのでした。
娘たちも3週間、プール、バレエ、アート、日本語クラスと参加して、お友達とも遊べ、心身共に少し成長した気がします!