-Puerto Varas,Chile-
世界一周29か国目は南米の細長~い国、チリ。
2月初旬、1か月以上滞在したペルーから世界一周チケットを使って、チリの首都サンチアゴへフライト。
実は、サンチアゴへ飛ぶ前、ペルーのワラスから夜行バスに乗ってリマへ戻ってきて、次の日にチリへ出発という日程だったのですが、リマへ戻ってきた途端にサナが風邪でダウン。
夜に40度近くの熱が出て、辛そうにしていたのですが、次の朝、なんとか飛行機に乗れそうだったので、搭乗。
そうしたら、今度は風邪がレナにうつったようで、サンチアゴに着いたらレナが熱でダウン。
サンチアゴで一泊して次の日にはすぐにプエルトバラスという街に移動する予定だったので、「どうしようかなぁ。」と長距離バスターミナルの近くにあるホテルで、日本から持ってきた薬を飲ませて休養&様子見。
レイトチェックアウトさせてもらえることになったので、ずっとホテルにこもっていたら良くなってきたので、予定どおり移動することになったのでした。
二人が風邪でここまで高熱を出して寝込んだのは、この旅初めて。
ワラスで3日連続山に出かけて忙しかったのと、寒さ、バス移動疲れがたたったようです…。
風邪をひいたということもあって、サンチアゴからプエルトバラスまでのバス移動は、奮発して”サロンカマ”というビジネスクラスのような席を購入。
席もゆったり(横1列に3席のみ)、リクライニングも160度くらいまでできて、温かい飲み物サービスや食事が付きます。
いい席でも、チリの長距離バスは隣国アルゼンチンに比べて安い!(アルゼンチンのバスは高い!)
チリではTurbusというバス会社をよく利用していました。(サンチアゴ→プエルトバラスもこの会社のバスを利用。)チリのバス会社の中では大手の会社です。
サイトも見やすくて、値段や時刻も簡単に調べれます。(スペイン語表記ですが、英語と似ているので、スペイン語が分からなくても、なんとか見れます。)
https://www.turbus.cl/wtbus/indexCompra.jsf
サンチアゴから夜行バスに乗って南に下ること、約12時間、プエルトバラスに到着。
細長い国のチリで、ちょうど真ん中くらいに位置する街です。
予約していた民泊の家は住宅街の中にあり、上の写真のような小さな可愛らしい一軒家がたくさん並んでいる街並み。
「ペルーとは雰囲気がまた違うなぁ。」と話していたのですが、そんな住宅街を歩いていると、隣国ペルーよりも「日本になんか似てない??」となったのでした。
確かに、小さな一軒家&庭(日本よりも小さいかも)、木造の家、電線、道路のサイズや歩道の感じなどが日本にどことなく似ていたのでした。
そのかわり、歩いている野犬の数には驚きましたが…。(大型犬があちこちで野良犬と化していて、歩いています。子連れには少し怖い時も。)
日本と似ていると書きましたが、木造の家で特徴的なのが、トップ写真と上の写真(白と青の家)の家の壁。
魚のうろこのような木の板がきれいに並んで貼られているのです。そんな彩とりどりの古い家はとても可愛らしく、絵本に出てきそうな家!
プエルトバラスに近いチロエ島という島でこのような伝統的家屋&建物がたくさん見れるそうですが、ここ、プエルトバラスでもたくさん残っていました。
プエルトバラスは19世紀中ごろにドイツの移民によって造られたそう。だから、南米の他の街と少し雰囲気が違うのかなぁ。
街中にはドイツ料理屋さんも見かけました。
滞在していた家の近くにあった公園。
ここも、日本の公園にどことなく似ている!
そして、この公園からは日本の富士山そっくりのオソルノ山が見えるんです。(写真では霞んでいて見えないのですが…。)
そんなわけで、次回もプエルトバラスの街より…。