肉!肉!肉! お肉の国。 ウルグアイ・モンテビデオ3

-Montevideo,Uruguay-

治安もよく、街ものんびり&しっとりしていて、居心地はいいんだけど、取り立てて見どころがないウルグアイの首都、モンテビデオ(失礼!)。

なんにも特徴がないのかと言えば、そうではない。

実は、ウルグアイはお肉の国!

ウルグアイの人口は約340万人。それに対して、牛の数はなんと1300万頭!

人口のなんと4倍もの牛が飼われているのです。

当然、国民が良く食べるのはお肉!

一人当たりの牛肉年間消費量が、70キロということで、お隣、牛肉大国のアルゼンチンを抜いて世界一。

単純に計算すると、70㎏÷365日(1年)=191g。一日約200グラムの肉をほぼ毎日食べている計算になりますね。

私なら、毎日この肉の量をこなしていると、消化不良を起こしそう。胃袋が日本人とはつくりが違うんでしょうか。

世界有数の魚大国の日本からやって来たのですが、地球のちょうど真裏にあるウルグアイは世界一のお肉の国だったとは。地球は面白いものです。

で、そんな”お肉の国”を体験しようとやって来たのが、旧市街の港に面した場所にある市場。

港に面した市場というと魚が有名なのかと思えば、ここで有名なのが、パリージャ。肉料理が食べられるレストラン。

港の市場といえども、幅を利かせているのはお肉!さすがウルグアイです。

 

 

市場は1868年に建てられた歴史あるところ。

高い天井の倉庫のような建物に、所狭しと焼肉レストランが並んでいます。

 

 

牛の骨付きあばら肉、臓物、チョリソなどあらゆる部位が、金網の上で焼かれています。

漂う煙がお客さんを誘っています。

お昼前に行ったのですが、13時を過ぎたあたりから徐々にお客さんが増えてきました。(こちらのランチタイムは14時がピーク。日本より遅いです。)

 

 

我が家も、市場をくるっと一周してレストランを決定。一番おすすめと言われたいろんな部位のお肉盛り合わせをオーダー。

ウルグアイワインと一緒に食べるとなんとも美味しい!

堅そうに見える赤身のお肉も、炭火で焼くとなぜか柔らかい。

塩のみの味付けで、とてもシンプルです。

レストランからソース(オイル、ビネガー、ハーブ、玉ねぎ、塩&コショウが和えられたもの)をもらったので、それをつけても食べてもGOOD。酸味があるので、さっぱりと食べれます。

我が家の肉食女子二人(サナ&レナ)も、「お肉美味しい~!」と骨についたお肉をしゃぶりながらご機嫌なのでした。

↓ 下の写真、レストランにて。日本人の子供はとても珍しいので、よく声をかけてもらっています。あいさつや名前の紹介など、簡単なスペイン語を娘たちも覚えているので、話すと皆喜んでくれます。

「オラ! コモ エスタ? (元気かい?)」

「ムイ ビエン! (元気です!)」

「コモ テ ジャマス? (名前は?)」

「ジョ ソイ サナ! (サナです。)」

と会話しているところ。

 

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