-Encarnación,Paraguay-
パラグアイにある唯一の世界遺産、トリニダー遺跡。
1706年、イエズス会によって設立されたグアラニー族へのキリスト教伝道村の遺跡。
滞在しているエンカルナシオンからバスで30分少しで行けると分かり、行ってみることにしました。
エンカルナシオンのバスターミナルで、「トリニダー遺跡に行きたい。」と伝えると案内してくれたバスに乗車。使い古されたローカルバスに揺られていると、「遺跡だよ!」と運転手が教えてくれたので、慌てて下車。
上の写真が、遺跡の入り口。
「本当にここ?」と思っていたら、「遺跡はこっち。」という小さな看板が。
朝から暑いパラグアイ。(それでも、日本の夏の猛暑に比べたら、3月末はそこまで暑くはない。)
青い空、茶色の大地、緑の樹々。少し、東南アジアっぽい風景。
遺跡に到着。チケットオフィス兼博物館があるので、そこで入場料を支払い中へ。
ちなみに、日本語の遺跡解説パンフレットがあり、もらうことができます。さすが、日系人が多く住む国、パラグアイ。
さて、中は広大な敷地がひろがっているのですが、観光客が…、だれもいない!
遺跡すぐそばで購入したチケットをチェックする警備員のお兄さんがいるのですが、観光客が来ないので、椅子に座ってのんびり、スマホをいじっていました。(笑)
暑い気候もあって、なんだか人も国全体ものんびりしています。
レナ、広い芝生を見て、かけっこ開始。
広大な敷地には、教会、公園、学校、グアラニー族住居跡などが残っています。
かけっこしていると思ったら、急にストップしてしゃがみこむ二人。
芝生の中に小さな花を見つけたようで、花つみに必死。
それにしても、こんなにきれいに芝生を管理しているのに、観光客がいないなんてもったいない。
我が家4人で独占状態。
教会跡に到着。かなり大きくて見ごたえがあります!
予想以上に大きな遺跡。人もいないので、のんびり散策。
一部には精巧な彫刻が見られます。
像の前で、「これ誰?」と不思議そうに見るレナ。
サナは入り組んだ遺跡の中でかくれんぼ中。どこでも遊び場になります。
教会跡と思われる建物の裏側。
階段を発見して登るサナ。お姉さんの真似をしようとレナも登りだしたので、「危ないからダメだよ~。」とストップをかけました。ペルーで階段から落ちて額を縫っているからね…。危なっかしい。
子供と比べると遺跡の大きさがよく分かります。
こちらは、横から見たところ。
ついに、最初から最後まで観光客が誰も来なかった。(笑)
世界一観光客が少ない世界遺産なんでは…、と思うほど。
我が家が訪れた世界遺産の中では、間違いなく一番観光客が少ない(というか、いなかった。)!
だけど、ここ、かなり雰囲気のよい遺跡だった。期待以上!
最後も広大な芝生をかけっこで〆。
子供も大人も公園お出かけ気分でなかなか楽しめたのでした。