-Paraguay-
パラグアイにウルグアイ。
国名が似ていて、「ほとんど一緒のような国なのでは…。」という思いを持っていたのが両国への渡航前。それが、行ってみると違っていて面白い。
元々、両国とも先住民族のグアラニー族が住んでいた地だけど、ウルグアイはほとんどのグアラニー族が消滅し、今では白人率が高く、どこかヨーロッパの香りがする国となったのに対し、パラグアイではスペイン人とグアラニー人との間で混血が進み、南米で最も民族融合が進んだ国となり、日系移民も多く住んでいる。風景も東南アジアを思わせるどこか懐かしい感じのする景色。
一都市だけの滞在とはいえ、やはり、行ってみて知ることは多い!
【滞在期間】 2017年3月27日~3月30日
【滞在都市】 エンカルナシオン
【雑感】
*我が家にとってのパラグアイは、1にヒロシマ(日本料理屋)2にヒロシマ、3、4がなくて、5に日本米(現地の日系人の方が育てたお米)!
長期旅行中は、大人も子供も日本食が恋しくなるところですが、「高い日本食レストランに行って、そこそこの味(=日本風の味。本物ではない。)だったら行かない方がいい。外食は地元の料理を提供する店に尽きる。」ということで、日本食は自炊が基本だったのですが、ここエンカルナシオンのヒロシマは安くて美味しい日本食が食べられて、大満足。娘もいまだに、「パラグアイのヒロシマはよかったよね~。」と言っています。(笑)
5の日本米は、ちょうど日系スーパーに取れたての新米が販売されていたので、購入したのですが、日本で買うお米と遜色ない美味しさで、パラグアイの日系文化の懐の深さを感じたのでした。
*パラグアイはイグアス居住地という日系人の村で農協や日系社会を間近で見たかった!アルゼンチンやウルグアイ、チリのように隣の国なのに白人文化に染まらず、現地のインディオの文化が残っている、どちらかというとペルーやボリビアに近い国でした。海がない地域にはさずがに白人も町をつくらないようです。だからこそ日系人も活躍できる土地になるんだなと勝手に歴史を感じてしまいました。やっぱり、知らない国は行ってみるに限る!旅人の鉄則ですね。(笑)
ヒロシマの鍋には感動したなあ!!
HITOSHI&YOKO
↓ ちなみに…、5の次、6は上の写真のトリニダー遺跡とパラグアイレース(ニャンドゥティ)。パラグアイレースの故郷、イタグアという街へ行きたかったのですが、あとの日程がきつくなるので、断念。かわりに、エンカルナシオンでパラグアイレースの店を見つけたので、そこでお土産を購入したのでした。カラフルな色合いと繊細な手仕事に感心!
↑ サナが描いた絵。遺跡の前に立っているサナとレナだそう。
↓ レナが描いた絵。遺跡の広い芝生でパパ、レナ、サナとかけっこしたのが楽しかったとのこと。