世界遺産のウマワカ渓谷へ  アルゼンチン・ウマワカ1

-Humahuaca,Argentina-

写真は、アルゼンチンの北部、フフイ州の小さな街、ウマワカ。

娘二人と比べると、とても背が高いサボテンに土壁の塔、そして青い空。

ついこの前まで、ジャングルの中にある迫力ある水量の滝、イグアスの滝へ行ってきたばかりなのに、この乾燥っぷり。

同じ国とは思えない!

フフイ州にあるウマワカ渓谷は、南北150キロメートルにもわたって広がっている渓谷で、標高も2000mを越えているため、高地独特の風景が広がっています。 世界遺産にも登録されている地域。

当初はサルタを拠点に、レンタカーでも借りて、ドライブしながら日帰り観光しようと思っていた地域なのですが、「ペルーでも家族4人、クスコ(約3400m)やワラス(約3050m)など高地で大丈夫だったので、高地順応しながらだったら、ボリビアのウユニ塩湖へ行けるのではないか…。」ということになり、サルタから徐々に高度を上げ、途中の街で宿泊しながら北上し、ボリビアのウユニを目指そうとなったのでした。

ちなみに、サルタは標高1190m。サルタから日帰り訪問したカファジャテが1660m。そして、サルタの次の滞在地に選んだウマワカが標高約2900m。

徐々に高度を上げているというのもありますが、3000m以下だとまだ子供は元気。親の心配をよそに、走り回っています。それでも、高地では消化不良を起こしやすいので、食べ過ぎだけには気を付けます。

 

 

 

サルタからウマワカへはバスで移動。

サルタの長距離バスターミナルへ行き、当日チケットを購入。バス便は結構あります。

サルタから9号線を北上すると、プルママルカ、ティルカラ、ウキーアと小さな街を通過するあたりから景色が良くなってきます。

プルママルカから52号線に入ったあたりに展望スポットがあるらしいのですが、今回はこちらは行かず。(その代わり、別の絶景スポットへ行きました。それは次回に…。)

しばらくすると、ウマワカに到着。

とても小さなバスターミナルで、気候、風土、人、建物などが「ボリビアに近づいてきた。」といった雰囲気。

 

 

この建物は、どこかで見た建物に似ているなぁと思っていたら、カタールで見た建物に似ているような…。

 

 

ピンク色とも紫色ともレンガ色ともいえるような石の産出が有名なのか(?)、街の石畳や建物のいたるところに使われています。

壁もピンクやクリーム色など淡い色に塗られていて、夕日に当たるととてもきれいなのでした。

 

 

次の日の朝、滞在中のホステルにて。今回は2泊。

 

 

街は、主要なところを歩いて見て回ったら2時間くらいの小さな街。上の写真は街一番の広場にて。

 

 

大きなスーパーや大型店といったものもなく、あるのは小さな商店やお土産屋、レストランのみ。路上に出ていたマーケット。

もうアルゼンチンというよりも、ボリビアといった雰囲気。

 

 

売られているお土産も、アンデス地方の土産物が多く、陶器製品も多い。写真右上は、アルゼンチン人が大好きなマテ茶を飲む茶器。

路上の小さな土産物屋を覗くサナ&レナ。

もちろん、「宝物箱に加えるイイものがないかなぁ。」と物色中。

 

 

広場からのびる階段を息を切らしながら上っていくと、インディヘナの独立記念碑が建っています。

 

 

高台に建っているので、記念碑の側からは街を一望できます。

 

 

巨大なサボテンがにょきにょき。青空に映えます!

 

 

ピンク色や紫色の石がゴロゴロ落ちていたので、それを探したり、塀を上ったり下りたり遊んだり。

いつものように、公園は見つけれなかったのですが、こんな場所でも立派な遊び場になっているのでした。

標高が高いので、日が出ている間はとてもさわやか。観光するにはちょうどいい気候です。

さて、このウマワカ滞在、高度順応だけではもったいない。

どうしようかと観光案内所に寄ると、そこに張られていたポスターの写真と売られていたポストカードの写真で気になる景色を発見!

「こんな景色があるの????」という見た途端に魅了された写真。

見てしまったので、「これは行くしかない!」。

というわけで、次回は、ウマワカ渓谷の絶景より。

 

コメントを残す