国境の街、ヴィジャソン(Villazon)から電車でウユニへ!  ボリビア・ビジャソン

-Villazon,Bolivia-

2017年4月5日

アルゼンチンのウマワカからバスに乗り、国境の街、ラ・キアカまでやって来て、長かったアルゼンチン滞在も終わり。

歩いて国境を越えてると、この世界一周では33か国目、ボリビアに入国。国境の街のビジャソンは標高約3400m。物価の高いアルゼンチンから物価の安いボリビアへの買い物客が多いのか、国境を越えた途端に両替屋と服飾雑貨のお店がずらりと並んでいて、ちょっとした商店街の様相。

チリやアルゼンチンのお土産屋で可愛いものを見つけては、サナ&レナに「これ欲しいなぁ~。」と言われていたけど、「アルゼンチンは物の値段が高い。ボリビアは安いだろうから、ボリビアで良いもの売っているか探そう。」と言っていたので、二人はボリビア行きが実は内心とても楽しみ。

国境を超えるとお店が早速並んでいるので、「何かないかなぁ。」と少しテンションが上がっています(笑)。

 

 

そんなボリビア入国だったのですが、問題が一つ。

それは、このビジャソンに1泊する予定だったのですが、予約なしでやって来た事。

大人二人なら、「街に着いてから宿を探す、決める」ということは、人気観光地のハイシーズンや大きなイベントがその街で開催されていたりといった事情を除いては問題ないのですが、小さな子連れ&家族4人分の大きな荷物がある中で、宿予約なしで街に乗り込むのはさすがに大変。我が家もこの世界一周旅行ではエクアドルのガラパゴスで1回やったのみ。(しかも、荷物の大半を預けて小さな島へショートトリップに行く時。)

なので、本当は予約して行きたかったところなのですが、いつも使っているAirbnbもBooking.comも1軒の宿も登録がない!国境の街なのに…。

そして、他に予約できるサイトがあるかなぁとネットで検索しても出てこない。そんなわけで、事前にGoogle Mapを見ると数軒ホテルの名前が地図上で確認できた出てきたので、それを頼りに現地で探すか…、となったのでした。

国境から重い荷物を持って、メインストリートを街の中心部に向かって歩いていると、1軒のホテルが。

けど、部屋はイマイチでWifiも使えない。

結局、サナ、レナ、ママがその場で待機してパパが探してきたのが、広場のPlaza 6 de agostoに面している上の写真の建物のホテル(Center Hotel)。ボリビアの小さな国境の街にしては、まあまあ小ぎれいで安いので宿泊決定。Wifiもアルゼンチンの田舎街よりずっと早いです。(驚き!)

見つかってよかったよかった。

 

 

ビジャソンの街。

アルゼンチンの延長みたいな街だけど、歩いているおばあちゃんはフリフリのギャザースカートに帽子&三つ編み姿が多いので、もうすっかりボリビア。

 

 

外で食べるところが少ない中、チキン料理の食堂だけは充実。

これも、牛肉の国、アルゼンチンからやって来ると「ボリビアだねぇ。」と実感させられる一つ。隣のラ・キアカ(アルゼンチン側)では、牛肉のアサード(焼肉)を提供する屋台があったのに、少し国境を越えただけで、食文化も変わるのが面白い。

 

 

ビジャソンは高度順応のために1泊。次の目的地はウユニ。

ビジャソンからウユニへの移動手段は列車かバス。(乗り合いの小さなバンもあるみたい。)

この区間は悪路で有名で、バスだとかなり揺れるらしく、列車よりも時間がかかり、たまにバスの故障があったり、天候によっては通行止めになったりとトラブルもたまにあるとのこ。宿泊先のホテルの人も「列車が絶対いい!」と言うので、列車に決定。

宿が決まって、次の日にウユニに行くチケットを買おうと夕方に列車の駅に行くも、すでに駅は閉まっていました…。

空席があるか心配をよそに、出発当日の朝、もう一度やって来ると、無事購入できたのでした。

上の写真がビジャソンの駅の窓口と待合室。とても小さな駅です。

 

 

ちなみに、ビジャソンからオルーロまで列車がでており、月、水、木、土の週4便。ビジャソンを15時30分に出て、ウユニには、23時50分か翌日の深夜1時15分に到着します。

我が家は、木曜出発だったので、ワラ・ワラという到着が遅い列車の方でした。列車と座席によって、料金も少しづつ変わります。(写真が時刻表と料金表。2017年4月のもの)

 

 

ビジャソンの駅ホームにて。

青と白の列車が今回乗車する列車。

 

 

車内(SALONクラス)の様子。3つあるクラスのうちの真ん中。56ボリビアーノ(約930円)10時間弱も乗るのに1000円ほどの乗車料金。さすが、ボリビア!

座席はリクライニングがあるし、車掌が定期的に車内に来て清掃したり、窓やカーテンの開け閉めをしたりとサービスもいうことなし。

バスは揺れると聞いていましたが、列車は全く問題なし。(下の写真、険しい山間を列車が走っています。)

途中停車した駅で30分ほどの休憩時間があったりしながら、定時にウユニに到着。

ウユニに来るのは12年ぶり。

真っ暗の中、街がどう変わっているかは…、??なまま、予約したホテルに無事着いたのでした。

次回は、ついにウユニ塩湖より!

 

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