‐Isla de Pascua, Chile-
イースター島で一番大きく、一番見ごたえのある遺跡、アフ・トンガリキ。
15体のモアイ像が100mほどの長さのアフに立っている姿は壮観!
朝日が昇る時間帯がお勧めとのことなので、まだ外が暗いうちに頑張って起き、前日に借りたレンタカーを走らせ遺跡へ。
村からは30分から40分ほどで到着します。
もうすでに、たくさんの観光客がサンセット鑑賞に来ていました。
徐々に日の出の時間が近づいてきたのか、空の色刻一刻と変化していきます。
日中は暑いイースター島も、陽が昇る前は涼しく、日本の夏の早朝より涼しい!
長袖を羽織ってちょうどいいくらい。どんな日の出が見れるのか、期待をして待ちます。
モアイの背後から太陽が昇るのかなぁと、勝手に思っていたら、なかなか出てこない。そうこうしているうちに、空がずいぶん明るくなってしまいました。
空が明るんだ頃、「日の出は終わった。」と思った観光客が半分ほど帰っていく中、
「あれ、もう終わり???」と半信半疑で広場で待機していたら、横の岩山から太陽が出てきました!
そんなところから出てくるのね。方角を確認していなかった我が家にとって、不意打ちです。
後から調べると、時期によって、私たちが想像していたような、「モアイの背後から朝日が昇る」光景を見れるらしい。
我が家が行った4月は・・・、ずれていましたねぇ。
ま、朝焼けの空にモアイシルエットも美しかったので、良しとしましょう!
イースター島は、世界的に見るとまだまだ知名度が低い島なんだそう。
日本人にとっては、モアイ、すごく有名なんですけどね。
このアフ・トンガリキの15体のモアイは、日本のタダノというクレーン会社の援助により、倒れて風化の一途をたどっていたものが再建されたもの。
TBSの番組、「世界ふしぎ発見」でイースター島が特集され、アフ・トンガリキの状況を見た、解答者の黒柳徹子さんが、「日本の企業が助けてあげればよいのに・・・。」というコメントから、タダノが名乗りを上げ、再建援助が決まったんだとか。
なので、日本から遠く離れた小さな島の、このアフ・トンガリキに、しかも朝早い時間にもかかわらず、たくさんの日本人観光客を見かけました。
この場所、この時が、我が家がチリを旅していた中で一番日本人人口密度が高かったかも!
サナ&レナも久々に日本語を話す日本人のお兄さん、お姉さんに会って、興奮状態。
色々、今までの旅の話などで盛り上がっていました。
上の写真は、15体のモアイが向いている先にある山、ラノ・ララク。モアイ製造をしていたトコロです。
こちらは、15体の側にある倒れている状態のモアイ。
ずいぶん明るくなると、たくさんいた観光客はいなくなってしまいました。
せっかくなので、裏側に回ってみることにします。
表側は保護ロープが張ってあって、近くに寄れませんが、裏側は表より近くまで寄ることができます。
色々な体形をしてますね。
こちらは、遺跡の入り口付近のぽつんと1体だけ立っているモアイ。
日本にも来日経験あり。
下の写真は遠くから見た、モアイたち。
きれいに修復、再建され、遠くからも見ごたえがあります!
今ではイースター島一番の観光スポット。日本と縁のあるモアイたちなのでした。
午前中は太陽を背にしていて逆光のため、明るい中での撮影には不向き。顔はよく見えません。
また、後日ゆっくり訪れることにします。
次回は、この後のモアイ探索ドライブの続きより…。