‐Isla de Pascua, Chile-
モアイ像で有名な島、チリのイースター島。
はるばる絶海の孤島にやって来た目的は、もちろんモアイ像を見に行くこと。
イースター島は小さい島ながらも、モアイ像は島のあちこちに点在しているので、滞在している島唯一の村、ハンガ・ロア村から歩いてすべてを見て回るのは不可能。
タクシーやレンタカー、日帰りツアーで観光するのが一般的なのですが、村から歩いて行けるモアイもあり。
上の写真がその場所、タハイ儀式村。
村の中心部から歩くこと、10分~15分、タハイ儀式村の入り口に到着。
モアイ像が海沿いに5体並んでいます。
前面は芝生、奥には海が!
こちらは、アフ・コテリク。島内に色々なモアイはありますが、このようなイミテーションの目がはめ込まれているのは珍しいです。
海を背に、こんな感じで静かに鎮座しています。
この時は朝。観光客がほとんどいません。
実は、この儀式村は夕日スポットとして人気で、夕方になると人がどこからともなく集まってきて、賑わいを見せます。
太陽が徐々に傾き、空がオレンジ色に染まるサンセットを鑑賞するというのが定番の観光なのです。
(夕日時については、また後日アップします。)
タハイ儀式村の近くにある博物館へ。
館内に展示されたパネルには、イースター島、ニュージーランド、ハワイの位置関係を表す地図がありました。
ちょうどきれいな三角形になるところに3島がありますね。
南米大陸にあるチリの首都、サンチアゴからも遠く、南太平洋の他の島からも遠い!
こちらは、女性をモチーフにしたモアイ。
珍しい!
ハイビスカスが整列! 博物館の庭にて。
こちらは、ハンガ・ロアから歩いては行けませんが、割と近くにあるアフ・アキビ。
7体が海の方角を見て立っています。(他のモアイたちは海を背に立っていることが多い。)
我が家は街中のレンタカー屋で車をレンタルしたので、それで行きました。
曇り空のため、白っぽいですが、モアイの目線の先は海が…。
なんだか、後姿に哀愁が漂っています(笑)。
次に向かったのが、先ほどのアフ・アキビの近くにあるプナ・パウへ。
1500年代からモアイの頭には、プカオという赤茶色の色をした石が載せられるようになったそうですが、そのプカオを切り出していた場所へ。
駐車場から歩いて見に行ってみます。
倒れているプカオ。頭の上に載せているトコロを見ると、帽子のように見えますが、今では、当時の人が結っていた髷を表しているという説が有力なんだとか。
ゴロゴロ転がっているプカオを横目に見ながら、階段を上ると、見晴らしいのいい展望台へ行くことができます。
モアイやプカオも興味深いですが、下の写真、ここの地形もフィリピンのチョコレートヒルズを連想させるような雰囲気で面白いです。
次回は、車に乗って少し遠出をします。