クラッシックカー天国!  キューバ・ハバナ2

 

-Habana,Cuba-

キューバといえば、思い出すもの。

野球、葉巻、ラム酒、革命、チェ・ゲバラにヘミングウェイ…。

そして外せないのが、キューバ名物、”クラッシックカー”。

観光客向けの派手なカラーのアメ車はもちろん、ソ連製の車など、「動くの、これ?」っていうような古い車まで現役で活躍しています。

キューバ革命以降、アメリカとの国交断絶、経済封鎖などにより、ソ連などから車は入ってきたものの、1959年以前にアメリカから輸入していた車を修理して使用するしかなかったという経緯から、アメリカンクラシックカーが今でも街中を走っているのです。

滞在中、街歩きをしていても、新車と言えるような現代車よりも、古~い中古車の方が圧倒的に目に入ります。

車好きにはたまらない国。

我が家は、夫婦共々取り立てて、車に詳しくはないし、車好きでもなし。子供も車に特別な興味を持っていない女の子2人なのですが、昔の映画の世界に入り込んだような気分になり、これはこれでいいものですね。

 

 

ハバナの旧市街や主だった観光スポット、大きなホテル前では、よく、上の写真のように観光客用に営業しているクラッシックカーが待機しています。

1時間50CUC(1CUC=1USD)と札を持って運転手が営業していましたが、交渉次第では、かなり値下げしてくれます。

それでも、キューバの物価を考えるととても高い!

でも、クラッシックカー乗車体験ついでに、オープンカーで風を切りながら颯爽と街を観光できるので、とても人気があります。

 

 

数あるカラフルな車の中でも、娘たちにも好評だった、ピンクのオープンカー。中のシートは白の皮張り!

古いけど、とてもきれいにメンテナンスされています。

 

 

乗ってみたいけど、観光客用は高い!

そんなわけで、我が家は観光の移動の際に乗る、普通のタクシーでクラッシックカー体験。

通常、正規のタクシーは黄色と黒色のクバナカンのタクシーなのですが、個人タクシー(キューバ庶民用)は上の写真のようにクラッシックカーやおんぼろの中古車で営業しています。

普段はキューバ庶民を乗せているのですが、外国人でも手を挙げれば止まってくれて、乗せてくれます。

(正規タクシーも個人タクシーもメーターは基本的についていないので、要交渉。)

だいたいどこへ行くにも5CUC前後で乗せてくれるので、お手軽に利用できます。

ちなみにキューバ市民を乗せると10CUP程度なんだとか。(1CUC=25CUP)

キューバは2種類の通貨があるので、外国人プライスとキューバ市民プライスの乖離が大きいのです。

運転手にとっても、外国人客はおいしい客なんですね。

 

 

たまたま停まってくれたタクシーは、青と白のツートンカラーがカッコいい車。

 

 

車内の様子。

ハンドルやシートは屋根とおそろいの白、ドア内側は青だったりとおしゃれ。

乗り心地は、お世辞にも良くないですが、思ったよりもいい感じです。

ちなみに、外は暑いですが、クーラーはないので、窓全開で走ります。

 

 

 

目的地に到着!

カラフルなタクシーなので、「普通のタクシーと違うね~。」と娘たちも上機嫌。

 

 

バイバイ~!

 

 

こちらは、別の日に乗ったタクシー。

黒のベンツ!

中は、なんと赤!

お洒落ですね~。

 

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