‐Melzouga,Morocco‐
フェズから21:30発の夜行バスを利用して、サハラ砂漠のすぐ目の前の街、メルズーガにやってきました。
メルズーガには早朝6時頃到着です。
夜行バス、最初は子供たち大丈夫かなぁと思っていましたが、ずっと寝ててくれたので、かなり楽でした。
宿は前もって予約していた「リヤド・マムーシュ」という日本でモロッコ料理屋を経営しているモロッコ人オーナーのホテル。
日本とモロッコを行き来しているそうで、日本語が堪能。
砂漠ツアーについて色々聞いていたら、4DWに乗ってぐるっと砂漠や近郊の街を一周するツアーとラクダに乗って砂漠キャンプへ出かける1泊2日のツアーと2つを勧められ、とりあえず4DWツアーに夕方から出かけることにしました。
最初に立ち寄った村にて。移住してきたアフリカの黒人居住地区になっているそうで、楽器を使って民族音楽を演奏してくれました。サナ、レナは楽器の音と歌を聴くとテンションが上がってきて、踊ったり、最後は演奏に参加。
「楽しかった!」と満足げでした。
黒砂漠と呼ばれる黒っぽい土と岩の大地を進みます。
実は昔、この一帯は海の底。砂漠と海??って感じでつながらないのですが・・・。なので、モロッコは世界有数の化石の産地なんだとか。ツアーに行く前に「いい化石を見つけてきてね!」と宿の人に言われて、石好きの子供たちは「石探しいつするの??」と車の中でしきりに質問。
到着した化石探しスポットで発掘開始!(発掘といっても転がっている石にアンモナイトなんかがくっついているかどうか探すだけです。)
ドライバーさんも一緒になって必死に探す二人。まるで宝探しのようです。
小さいですが、収穫!
なかなか化石探し場所から離れない二人でしたが、何とか車に乗せ出発。
次は砂漠に住むベルベル人の家や砂漠の中のモスクへ。
こんなところで生活しているなんて、すごい!の一言です。水はオアシスまで汲みに行って確保するらしい。
砂漠の中のモスク。昔鉱石採集場が近くにあったみたいで、その労働者用のモスクとのこと。土でできたモスクはいかにも砂漠のモスクらしいですね。
集落にはヤギや鶏、ラクダなどが飼われていて、子供たちも興味津々。
大きいラクダには恐る恐る近づいて見ていたのでした。
観光地でよく見かける自撮りをしているお姉さん達の撮影ポーズを最近覚えたらしく、その真似をして、サナが「こんな格好したらいいんじゃない?」とポーズ。
そして、妹はお姉さんの真似。
二人で腰に手を当てて気取っています。(笑)
次回は、4WDツアーの最後、砂漠での夕日鑑賞より・・・。