– Galapagos Islands,Ecuador-
写真はガラパゴス諸島のサンタ・クルス島のプエルト・アヨラという街にて。
ガラパゴス最大の街で、人口約2万人。
街のメイン通りである、チャールズ・ダーウィン通りと垂直に走るバルトラ通りにショップやレストラン、旅行会社が集まっているのでとても街歩きしやすいところです。
のんびり穏やかな空気が漂う島なのですが、「南米大陸から1000キロも離れた世界自然遺産第1号の島」で、「地球上でこの島にしか生息しない固有種が多く存在するところ」という特別な肩書を持つ島をイメージしてやって来たら、
「割と街が栄えていて店も人も多くてびっくり!」
というのが第一印象なのでした。
観光客も、欧米から、アジアから(なぜか韓国人が多い)、エクアドル本土からと色々なトコロから来ているようです。(そして、動物がたくさんいるので、子連れの人も多い!)
といっても、ここはガラパゴス。
街の港に行けばすぐに動物が見れると聞いたので、プエルト・アヨラを散策。
ホテルから歩いていたら、早速ゾウガメが! とあるお店の壁です。
Farmacia(薬局)で、お店の名前が”Sana Sana”!
娘と偶然同じ名前で、「サナの店だ~。」と大喜び(笑)。
ガラパゴスで初めて見つけたのですが、エクアドル本土へ戻っても何店も見かけたので、エクアドルのチェーン店のようです。
港の近くまで行ってみると…、いましたいました。ガラパゴスアシカ。
暑さをしのぐように、日陰に頭がくるように寝ています。無防備な姿に思わず「可愛いね~。」と観察。
しばらくすると、起きたようで、「ふぁ~~~。」と大あくび。
その隣では、ウミイグアナが日光浴。
「今日も暑いね。」
近寄ってみると、恐竜のような姿。
レナ、「なんかこのきょうりゅうこわいよ。」と最初はママ&パパの足元から離れず。
イグアナを恐竜だと思ったようで、「イグアナだよ。おとなしいからこわくないよ。」と教えてあげるもまだ怖いみたい。
しかし、このウミイグアナ、遭遇率が高く、簡単に出会うことができるので、そのうちサナもレナもすっかり慣れました。
仲良く日向ぼっこ。
手の形とかホント恐竜みたいなんだけど、手を添えてくっついている姿を見ているとなんだか笑えてきます。
こちらは海沿いにある魚市場。
ここは、人間のお客さんだけでなく、動物のお客さんもいっぱい!(笑)
みんな、魚屋さんが魚をさばいた後のおこぼれをもらうために「ちょうだい、ちょうだい。」と足元でねだっているのです。
この日来ていたのはペリカン。
おじさんが色鮮やかな赤い魚をさばいて、頭の部分をほいっと地面に放り投げると、写真のようにペリカンがバサバサバサっとすごい勢いで魚に群がってくるのです。
そして、最後には、もらえた子ともらえなかった子で取り合いのケンカ。(笑)
くちばしの中にくちばしを入れて、「あたしにもちょうだいよ~。」ってな感じで魚を取ろうとするんだから、すさまじいバトル!
見ていて面白い。
この日はいなかったけど、アシカも来ているようです。
他の島へ行く船が出る桟橋。
下の写真は、その桟橋にあったベンチで気持ちよさそうにお昼寝しているアシカ。
この可愛らしい寝顔と丸っこい体つきにかなり癒されます。
サナもレナも最初はこわごわ近づいていたのですが、「こんなところで寝てるんだね~。」とすっかりとりこになっていたのでした。
ここまで来るのは大変でしたが(前回の投稿「ガラパゴス諸島、3日間の大移動で自力子連れ旅! 予算&移動方法などなど。」参照)、来てしまえば、街をちょっとぶらぶらするだけで、アシカやイグアナの姿に出会えるなんて、さすがガラパゴス!
自然&動物との共存がとても感じられる街なのでした。