動物の宝庫! 大自然をドライブ チリ・パイネ国立公園4

-Parque Nacional Torres del Paine,Chile-

パイネ国立公園内のドライブ2日目。

1日目はペオエ湖とサルト・グランデ近辺のドライブとトレッキングだったので、2日目はグレイ湖と動物観察をメインの予定でドライブ開始。

 

 

と、その前に、前日とても景色がよくてお気に入りとなった、ペオエ湖の展望台へ朝早起きをして出かけてみることに。

日の出が見れるかなぁと…。

展望台では、同じことを考えている数名の観光客がカメラの3脚をセッティングしてスタンバイしていたのですが、あいにく、太陽が出るところに雲がかかっていて、きれいな朝焼け空を見ることができず…。

ま、そんなこともあるでしょう。

 

 

水面は相変わらず美しい湖!

ブルーの鏡のような湖面にボートがやってきました。

 

 

 

残念ながら美しい日の出の空は見れなかったのですが、かわりに娘たちが大興奮したのが、上の写真に小さくうつっているウサギ!

早朝、薄暗い中車を走らせていると、車道のあちこちに野ウサギがいて、車が通るたびに、ぴょんぴょん飛び跳ねて草原へと戻っていくのです。

「動物で一番好きなのはウサギ!」と普段から言っている娘たち。

けど、それは絵本の中で見ているとか、動物園で見ているとかの話。

野生のウサギがあちこちでぴょんぴょんしているのは、さすがに初めてなので、これにはビックリしたようで、「ウサギに会えた!!!!」と大興奮。

昼間、車を走らせているとなかなか見かけないので、思わぬ出会いなのでした。

 

 

パイネ国立公園は、山や湖などの大自然&絶景を楽しめるだけでなく、動物も楽しめるので、親子旅にはかなりいい!

写真は、草原で草を食む馬。他にも色々動物観察をしたのですが、後半に書くとして、とりあえず、一旦宿に戻って、朝食を取り、チェックアウト。

ドライブ2日目の目的地のグレイ湖へ。

 

 

駐車場に車を停めて、グレイ湖まで歩きます。

流れている川の水がすでにグレイ!

 

 

森の中の遊歩道を進むと、前方にグレイ湖が見えてきました。

国立公園の代表的な氷河、グレイ氷河が流れ込む湖です。

 

 

ガイドブックでは、氷山がぷかぷか浮いている写真が掲載されていたので、「氷があるかなぁ。」と歩いてみると、行った時は、湖畔から残念ながら見えず。

氷河湖よりも、「宝物があるかなぁ。」と変わった形の石探しに夢中のレナ。

 

 

随分奥の方に見えるのが、氷河。

氷河は絶景だったペリト・モレノをすでに訪問しているので、それと比較してしまいますね…。

 

 

若干空振りに終わった、グレイ湖。

気を取り直して、まだ車で走っていない、プエルト・ナタレス方面へ抜ける道をドライブすることに。

こちらは、あらかじめ宿泊していた宿の主人に「グアナコが見れるところは?」と聞いていて「この辺に多く生息している。」と教えてもらっていた場所もかねています。

 

 

車を走らせていたら…、グアナコの前にキツネに遭遇!

一瞬ひょいっとあらわれたので、ビックリ。

 

 

さらに行くと、グアナコがいました。

グアナコは、リャマ、アルパカ、ビクーニャと同じラクダ科の動物。

すらりと伸びた足が鹿のようですが、顔を見るとやっぱりラクダ科(笑)。

 

 

どんなふうに生息しているかというと、多い場所では、サファリパーク状態。

道路をふさぐほどに群れをなしていたので、前を走っていた車も思わず停まって、動画撮影しています。

 

 

警戒心が強いので、車が近づくとささっと逃げていきますが、それでも結構近くで観察できます!

数が多いので、娘たちも観察が楽しそう。(大好きなエサやりは動物園ではないので、できないですが…。)

「あっちにいるよ!」

「こっちにいるよ」と車の窓から必死で探していたのでした。

 

 

 

公園内で観察できる動物では、圧倒的な数のグアナコですが、中にはこんな珍しい動物も。

↓の写真、ニャンドゥ。

ダチョウ科の飛べない鳥。プエルト・ナタレスへ戻る国道沿いで数羽見かけました。

パイネ国立公園は、ドライブするだけで色々な動物に出会える、動物の宝庫!パタゴニアの大自然をまた感じた一日となったのでした。

 

 

 

コメントを残す