-Parque Nacional Torres del Paine,Chile-
写真はチリのパイネ国立公園。
パタゴニアらしい自然が満喫できる公園で、我が家も今回のパタゴニア旅行では楽しみにしていた場所の一つ。
公園入口そばの宿に前日宿泊していたので、朝から公園へ向かいます。
今回の宿、Hosteria Lago del Toroの庭(草原?)から眺めた風景。
青空ではないものの、天気は上々。山は見えています!
期待を膨らませ、レンタカーで出発。
宿から来るまで、10分、公園入口に到着。
こちらの入り口は、プエルト・ナタレスから来る正規ルートとは違う場所にあるので、裏口のようなところ。人も少ないです。
この公園管理事務所に立ち寄り、入園チケットを購入。
(2017年3月時点で、大人33USD(または21,000チリペソ) 。子供は6歳以下は無料です。)
3日間有効で、次の日も事務所前を通るときに購入したチケットを見せてチェックを受けます。
ちなみに、早朝は事務所に誰もいないので、素通りできてしまいます。(笑)
少し車を走らせるだけで、こんなに山が近くなってきました!
テンションがあがってきます。
公園事務所から5分ほどでビジターセンターに到着。
マップをもらったり、トレッキング情報や動物情報を仕入れたりしました。
スタッフの方がどこで何が見えるか親切に教えてくれます。(英語が通じます。)
上の表は国立公園内の生態表。
コンドルを頂点として、ピューマやグアナコ、ニャンドゥ、ウサギなど色々な動物が掲載されているのですが、3日間公園内を歩いたりドライブしたりした結果、ここに載っている動物ほとんど観察でできました!
(さすがに、ピューマだけは「子連れで行くのは危険だから行かないでね。」と言われたので、生息するエリアをトレッキングしなかったですが…。)
それは、おいおい書くことにします。
今回借りたレンタカー、日産のX-TRAIL。
実は、もう少しグレードの低い安い車を予約していたのですが、予約していたグレードよりもさらに低いグレードの車を当てが割れようとした際に、「予約したのはこれじゃないんだけど。」と抗議すると、逆に「これが空いているから…。」と無料でグレードアップしてもらえたのでした。
公園内の道は写真のとおり、未舗装道路が多く、雨が降った後にできた穴ぼこや水たまりも多々あったので、これが吉とでます。
まずは、サルト・グランデという滝を目指して、パイネ川沿いを北上し、ペオエ湖へ向かって走ります。
トップ写真と上の写真がその時の風景。この道は公園内を色々ドライブした中でもかなりお気に入りのルート。
とにかく、ミルキーブルーの湖と雪山のコラボが最高で、気持ちの良いドライブルート。CMに出てきそうな道です。
ペオエ湖に近づくと、展望スポットに到着。
駐車場があったので、車を停めて歩いてみます。
駐車場からは木道と階段で少し高台にのぼることができます。
少し上ると、山が近くに!
この遊歩道を歩いていると、ホテルのような白い建物を発見。
シンプルな外観の外からは分からなかったのですが、あとから調べてみると、エクスプローラー・パタゴニアというオールインクルーシブ(3食+公園内の交通やアクティビティ込み)の高級ホテルだったよう。ちなみに、来年の2月の1泊の値段をネット検索してみると…、なんと1泊20万円から、3泊以上で予約可のよう。
たしかに、部屋からの眺めは上の写真の感じなので、絶景ホテルです。
遊歩道を今度は湖の方へ降りてみます。
停泊している船はおそらく、上記ホテル所有の船。
思っていたほど寒くもなく、水辺の景色も美しい!
子供ながらに「景色がいいところに来た!」ということで、スタスタ機嫌よく歩いています。
この景色が気に入ったので、次の日は日の出を見にこようと思ったほど。
すばらしい!の一言。
先ほどの展望台からもう少し車を進めると、ホテル・ペオエに到着。
湖に小さな橋が架かっていて、奥に宿(写真の赤い建物)があります。
こちらも、なかなかの絶景。
先ほどのホテルと違って、こちらはこじんまりとした宿のようで、お値段もそれほど高くなく、いい景色が楽しめるので、公園内で宿泊したいという場合にはおすすめのホテルでしょうか。
ペオエ湖の色は本当に美しい。曇っていてもこんな感じなので、晴れて光が当たるともっと氷河湖らしい水色に。3月は夏の終わりなので、まだちらほらと花も咲いていました。
そして、ここからまた車を走らせると、サルト・グランデに到着。
轟音とともに雪解け水が流れています。
今回の旅で滝は色々見てきたので、感動もそこそこ(笑)なのですが、このサルト・グランデから歩いたトレッキングルートが最高!でした。
というわけで、長くなりそうなので、次回に…。