-Parque Nacional Torres del Paine,Chile-
写真は前回に引き続き、チリのパイネ国立公園。
当初、公園近くの宿に2泊して、2日間公園内をドライブ&トレッキングすれば十分かなぁと思っていたら、色々見どころが多くて行き足りない!
それほど、魅力的な大自然が広がっています。
レンタカーを1日延長し、チケットの有効期間3日間をフル活用すべく、プエルト・ナタレスからもう一度来訪することに。
プエルト・ナタレスから公園へ向かう途中の景色。
トーレス・デル・パイネ(3本の岩峰)が薄雲の奥に。
この道は、山を前方に見ながらドライブできる風光明媚なルート。
途中、国道沿いにはたくさんグアナコが生息しています。
今回目指すのは、Laguna Azul。その名も、青い湖。
こちらも、「きれいに山が見えてお勧めだよ~。」と教えてもらった場所で、湖のネーミングからも景色が良さそう。
あまり訪れる人が少ないのか、道路は若干細くて、車もほとんど見かけません。
湖に到着!
この日はうす曇りの天気のせいか、湖がそんなに青く美しく見えなかった…。
天気がよいとかなりきれいかも。
前日に全く見えなかったトーレス・デル・パイネはなんとか見えています。
湖に何かいるかな~とのぞき込むサナ&レナ。
3月初旬、パイネではもうすぐ秋が訪れる時期なので、結構寒いです。
まだ強風が吹き荒れていなかったのが幸い。
雲の動きが激しいので、岩山が見えたり隠れたり。
レナは岩山よりも近くの石ころでおままごとに夢中(笑)。
子供は目の前に広がる”絶景”とか”美しい風景”とかよりも、やはり手が届くところにある”なにか”に興味を示しますね。その場その場でおもちゃにかわるものを見つけて遊んでいます。
我が家は試していないのですが、この一帯は、ホーストレッキングのコースも充実しているようで、こんな風に馬がいます。もらえる公園マップにもルートが紹介されています。
前回の記事でも色々な動物に遭遇した話を書きましたが、今回目撃したのは、スカンク!
こちらも、車を走らせていたら目の前にぴょいっと現れ、最初は何かわからなかった動物。公園事務所でみた動物生態表で確認してその姿かたちから分かったのでした。
攻撃するときに強烈な匂いを発することで有名ですが、その匂い、なんとまともに浴びると数か月とれないんだとか。
恐ろしい!
サナ、初めて会うスカンクを遠巻きから観察。
朝は見えていたトーレス・デルパイネもだんだん雲に隠れてきました。
途中、滝があったので立ち寄り。
サルト・グランデよりは小さめの滝、パイネ滝。
パイネ滝から、車を走らせ、トーレス・デル・パイネが間近に見える、ホテル・ラス・トーレスへ。
本当は、デデーンと岩山が迫っているところなんですが…、厚い雲が。。。
残念ながら、麓の丘以外、何にも見えなくなってしまいました(涙)。
新しいビジターセンターのような建物があったので入ってみると、トレッキングコースやキャンプ&山小屋などの宿泊情報が色々とありました。
トイレの手洗い場。
山が見えるように設計されていて、おしゃれ!
待っても雲が取れないので、あきらめて、プエルト・ナタレスへ帰る道へ。
立ち寄っていなかったアマルガ湖に途中立ち寄ります。
アマルガ湖はバスツアーで立ち寄るビューポイントのようで、確かに、手前に湖、奥にパイネの山々が見える絵葉書に出てきそうなロケーション。
曇っていてもかなり美しい景色だったので、晴れていたら湖と山、かなり美しいと思います!
そして、行った時には、フラミンゴの群れが湖にエサを食べに来ていました。
最後の最後まで色々見せてくれた、パイネ。
親子共々かなり充実した時間を過ごせたのでした。
次回は、プエルト・ナタレスから、またまたアルゼンチンに国境越えし、いよいよ南米最南端の街、ウシュアイアに移動です。