プエルト・ナタレスから世界最南端の都市、アルゼンチンのウシュアイアへ 

-Ushuaia, Argentina-

楽しかったチリのパイネ国立公園を離れ、いよいよ南米最南端(かつ世界最南端)の都市、アルゼンチンのウシュアイアへ。

パタゴニア地方はチリとアルゼンチンの両国にまたがっているため、チリ→アルゼンチン→チリと国境越えを繰り返し、今回が2回目のアルゼンチン入りとなります。

ウシュアイアはアルゼンチンの首都、ブエノスアイレスから3250㎞も離れていて、南極圏まではわずか1250㎞。

同じ国の首都よりも南極の方が近い!

そんな遠い遠いウシュアイアですが、バリローチェからパタゴニアをずっと陸路で南下してきたので、ここまで来たのなら、世界の最南端に頑張って行ってみることにします!

プンタ・アレーナスからだとウシュアイア行きバスは数便運航していますが、我が家はプンタ・アレーナスから一旦プエルト・ナタレスへ戻っていたので、ここから出発。

あいにく、出発日だった火曜日は直通便がなく…、リオ・グランデで乗り換え行くことになります。

陸路で行くのはこんな感じ。ちなみに、プエルト・ナタレスからウシュアイアまで、通しのチケット購入はできるので、流れに身を任せて、その都度乗り換えることになります。(笑)

プエルト・ナタレスでプンタ・アレーナス行きのバスに乗って、途中下車。

途中の国道で、リオ・グランデ行きのバスに乗り換え。(上記と同じ会社が運行)

フエゴ島へ渡る港に到着。船に乗船。フエゴ島へ。

再び、同じバスに乗り、チリ→アルゼンチンの国境越え手続き。

リオ・グランデ到着。ここで、小さなミニバスに乗り換え。

やっと、ウシュアイアに到着。

約14時間の旅…。(涙)

子連れじゃなくても過酷ですが、もう大雨トラブルでの30時間バスの旅を経験しているので、逆に乗り換えが多い方が気がまぎれます。(といっても、大変ですが…。)

上の写真は、プエルト・ナタレスから早朝に乗ったバスで、「ここで下りて、リオ・グランデ行きのバスが来るのを待って。バスが来たらそれに乗ってね~。」と言われ、何もない国道でおろされ、待っていたら、バスが来た!という図。

寒空の中、同じリオ・グランデ行きの乗客皆、「本当にバス来るのかな~。」と一抹の不安を感じたのでした。(不安をよそに、バスは10分ほどで来たのでよかった、よかった。)

 

 

こちらは、フエゴ島へ渡る港にて。

サナ&レナ、バスから降りて解放感のあまり、踊りながら船に乗り込んでいます。子供は元気!

 

 

南米本土を離れ、島へ。

ウシュアイアが島にあるということを、行くまで知らなかった私たち…。

 

 

船の様子。乗客はバスから降りて、乗船、その後、バスや車が船に乗り込みます。

バイクで南米旅行をしている人もちらほら。

そういうバイク乗りは結構、ブラジル人が多いです。(ブラジルの人はどういうわけか、自国の国旗が大好きという人が多いみたい(私の主観)で、国旗を持って旅行していたり、シールやワッペンをどこかしらに張っているので、目立つし、すぐ分かります。)

 

 

 

南米の端っこに来たな~という寒々とした海。

カリブ海や太平洋とはまた違った雰囲気です。

 

 

空が薄暗くなるころ、ようやくウシュアイアに到着。

あれ?、南米最南端ということで、結構さびれた港町をイメージしていたら、パタゴニアの他の都市と比べても結構都会ではないか!

ということで、少し驚きの到着となったのでした。

次回より、ウシュアイアの街と近郊の自然について…。

 

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