-Bolivia-
ウユニからチリのサンペドロ・デ・アタカマへ 1泊2日国境越えツアー その1 の続き。
ボリビアのウユニからチリのサンペドロ・デ・アタカマへ抜ける国境越えルートは、様々な表情&色を持つ湖が点在していることで有名で、別名「宝石の道」。
標高は4000mを超えるところが多く、最高地点は5000m近くになる高地なので、抜けるような青空のもと、植物もまばらな不毛の大地が延々と続く厳しい風土。砂漠、雪山、湖と普段ならなかなか一緒に見ることのできない景色が次々に眼前に現れるので、車に乗っている時間が長いにもかかわらず、飽きずに車窓を眺めてられます。
地球であって地球でないような風景。世界には色々なところがあるものですね。
ツアー1日目。
写真はウユニを出発して、ランチの後、2番目に立ち寄った湖。ガイドさんが湖の名前を教えてくれたのですが、忘れました…。こちらにも、遠くにフラミンゴが。
次に立ち寄ったのが、ロックツリーと呼ばれる奇岩。
木のような岩なのですが、サナいわく「木じゃなくて、マイタケみたい。」(笑)。
確かに!
岩に乗って、親子ジャンプ。
と思ったら、タイミングが合ってない!!!
岩があったら、とりあえず登ってみるサナ。このあと、お姉さんの真似好き、レナも登ろうとしましたが、よく怪我するおてんばさんなので、静止しました…。
移動中にアルパカに遭遇。
周りに草とかあんまり生えていないんだけど、何を食べているのか…??
(耳に印をつけているので、飼われているアルパカのようです。)
ツアー1日目の最終目的地、ラグーナ・コロラダについに到着。赤い湖という意味。
その名の通り、水が赤色!
この地に沸く温泉の水が赤い藻を発生させているらしい。
本当に赤色でびっくり!
フランスでピンク色の塩田(http://tabikazoku.com/?p=999)を見たり、イタリアではエメラルドグリーンに輝く湖(http://tabikazoku.com/?p=1418)を見たりと、この旅では、いろんな色の湖を見てきましたが、一番湖らしくない色(笑)。
展望スポットから湖を眺めたところ。
手前は青、中ほどはなぜか白(塩?それともフラミンゴのフン?)、そして奥は赤と、なかなか面白いことになっています。
この湖にもフラミンゴがたくさんいるのですが、残念ながら遠くにつぶつぶと見えるのみ。
湖の側にある簡素なホステルに到着。
ここが今日の宿。標高4300メートル。我が家が宿泊した場所では最も高地。
ピンクの壁に白いテーブルと写真ではとっても小ぎれいな雰囲気ですが、大部屋がいくつかあって、ベッドが並んでいるという、いわゆる「寝るだけのところ。」
シャワーは別の建物へ行き有料で浴びれますが、そんな気にはなれない。夜はとても冷えて寒いのに暖房がない!ので、皆夕食を食べたら即就寝してました。
ま、秘境の宿なので仕方ありません。明かりがついて水がでるだけですごいです。
布団も薄いので、色々着込んでも寒くて寒くてなかなか寝付けない。寝てもすぐに目が覚める。(高地のせいもあるかな。)子供はそんなことはお構いなしで、スヤスヤ睡眠。この適応能力、わが子ながらすごいと思う。温かいサナとレナをカイロ替わりにくっついて寝たのでした。
下の写真は、宿の前にて。
この日は満月。夕方、ラグーナ・コロラダの奥にきれいな丸いお月様を見つけて、しばしお月見の二人。
次回は、ツアー2日目。